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2010年10月28日 (木)

『天地明察』 冲方 丁

読後感はさわやか。面白く読めました。
本屋大賞らしい。

碁のことも数学も天文学も暦も知らなくても面白く読めました。
出てくる人のほとんどはさわやか。
私は数学者「関」さんしか知らなかったので、詳しい暦の是非などは知るべくも無く、それでも楽しく読めました。

難しい専門の話になるとそれはご専門の方からは一言言いたいということにもなるのでしょうが。
どなたか暦についてそういう感想をおっしゃっていましたが、私とすると暦の是非について詳しく述べられてもわからないし、また専門家にこのようなさわやかな文学を書くことは無理であろう、ともその感想にありましたので。
また見解の相違とかもあるのかもしれませんね。作者の見解も知りたいかな。まあどっちにしろ、わからない。

母などはそういうところは飛ばし気味で読んだ、といっていましたから、一人の人間の成長物語として読んでいたのでしょう。

時代小説は苦手なのですが、
この私でも気にせず読めたことがこの本の魅力です。
何しろ500ページ近い本を飽きることなく読むことができたのですから。
母も4,5日で読んだといっていました。
「天地明察」とはまさに見事な名前と思いました。

作者が話されていましたが、中学だか高校の研究でその人を知り、ずっと興味を持ち、16年かかって本に書き上げたそうです。

天地明察 34

冊目
内容紹介
江戸、四代将軍家綱の御代。ある「プロジェクト」が立ちあがった。即ち、日本独自の太陰暦を作り上げること--日本文化を変えた大いなる計画を、個の成長物語としてみずみずしくも重厚に描く傑作時代小説!!

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