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2010年9月26日 (日)

映画「ラヴェンダーの咲く庭で」

夜眠れずに(早寝して夜11時に起きてしまったので)
目が覚めて見た映画

まず、庭のきれいさに心が休まり、眠くなるかもと思ってみた。
結局最後まで見た。

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ラヴェンダーの咲く庭で(あらすじと解説)
1936年、初老のジャネットとアーシュラ姉妹は、イギリス西部コーンウォール地方で静かに暮らしていた。ある夏の朝、姉妹は海岸に打ち上げられた若い男を見つけ、家へ連れ帰る。彼は、渡米途中に難破した、ポーランド人のアンドレア。姉妹の看病により次第に回復したアンドレアは、得意のヴァイオリンを通じて、村の生活や人々に溶け込んでいった。なかでもアーシュラの心には、遥か昔に忘れていた恋の感情が生まれていく…。

年老いた女性が、若い異邦人に抱く恋心を描いた本作は、小説家ウィリアム・J・ロックによる短編小説を基にした作品。誰かを想う気持ちは、歳を重ねても消えてなくなることはない。馬鹿げているとわかっていても、嫉妬もするし涙も出る。そんな純粋な気持ちが、青く広がる海と、小鳥がさえずる庭に切なく溶けていく、美しい物語だ。老姉妹を演じるのは、長年、英米の映画、舞台、ドラマで活躍してきた大女優、ジュディ・デンチとマギー・スミス。

人生の夕暮れ時にぽっと赤く染めあがる日差し。
あたたかく心弾むひととき。
そんな思いを思わせる御伽噺。

共感したかといえばそうでもなく、
こういうこともあるだろうな、という感じではある。
でも見おわって悪い気持ちになったわけではない。

ふしぎな映画だ。

どんどんスポットライトを受けて舞台の真ん中に出向いていく若者をみつつ、
二人は長い廊下をぱっぱっと映像的には去っていく。
そしてラベンダーの咲く自分たちの庭へ戻っていくのだ。

ずいぶん前に仲間と一緒に見た「八月の鯨」を思い出した。
人生後半の姉妹、海辺での暮らし、きれいな風景・・・

1987年、リリアン・ギッシュ、ベティ・デイビス主演
いろいろな思いを重ねつつ、最後には鯨を見るために海の見える大きな窓をつけようとする。
また来年も鯨を見るために。
姉妹そろって見たいと思う心で。

いい映画だった。

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