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2009年12月23日 (水)

陽だまりのなかで

200912_150 先週実家に帰ったとき
母が着物を出してきた。

母が縫ってくれたウールの着物
しつけがかかったままの。

これをほどいて
マゴッチの着物と羽織を作ってあげたら・・・
という。

縁側に座って
私は解いていく。
着物の縫い目は細かく繰り返されて
そのたびに思う
この縫い目を縫った人の思いと費やした時間を

それを着ることなく
また解いているのだけれど
着ないよりはいいよね、などと思いながら。

若いころ
20代のころ
私と妹はデパートに行っては
反物を買ってきた。(妹は少し習っていたようだ)

そのいくつかは母によって着物に仕立てられた。
これはそのひとつ。

200912_153 陽だまりで見ると
ピンクのかわいい布である。

母のところで何もすることが無く
時間をつぶしている自分に気持ちだけが焦っていた、
そんな私を思って母は考えてくれたのかもしれない。

ちょうど帰る日までの3日間で
布はほどかれ、
アイロンをかけられ、
風呂敷に包まれた。

母は内緒で作ってあげたらいいんじゃない、
といったが
黙っているなんて無理かも。

だってもうブログに書いているもの。
マゴッチには内緒でもいられるかな。
ガラス越しのあたたかい日差しは心の奥まで温めてくれた。

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コメント

とってもステキなブログですね。

ウールの着物ね
私はお正月になるとよくきていましたね
アンサンブル着物とかを
その着物を娘が中学生の頃や高校の時にきて
初詣に行っていましたね

この3年くらい前から
三が日は着物で暮らしています。

投稿: こすもす | 2009年12月25日 (金) 16時13分

ようこそ こすもすさん
忙しいときにすみません。
できたら
時間のあるときに
前のほうからゆっくり読んでいただけたらうれしいです。
ウールの着物有効に利用しているのですね。
私の中に着物のある暮らしは今のところ無いなあ。

投稿: いち | 2009年12月26日 (土) 09時02分

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