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2008年11月11日 (火)

みかん狩り

1 「みかん狩り、したんだって。お隣が。」母が言う。お庭にみかんの木があるのだ。
「そうか、すっぱいんじゃない?」私が言う。
「そうでもないわよ。」
「そう、じゃあ少しもらっていくね。」
甘くないのは嫌いな私。

家に持って帰ったら案外と家族に人気。
「甘いよ、」息子2などは「今度はおばあちゃん地にみかんを植えようかね。」
母と樹木委員会。
少し小ぶりだがなかなかであった。

今度またみかん狩りに行きたいね。

父が亡くなる前、最後のお出かけがみかん狩りだった。
果樹園の斜面を嬉しそうに、黄色に輝くみかんを胸いっぱいに抱え、木々の間からちょこっと顔を出していた。
斜面を落ちたら大変と時々探し回ったが、
みかんをつけた木に囲まれて、父はゆったりと幸せそうだった。
なぜかそのとき一生懸命に企画してくれた息子1に感謝である。
そんなに果物が好きでもないのに。

今でもみかんを手に取ると母との思い出話に出てくる。
家族にはみかんがことのほか好きなものが多い。
私や息子はそうではないのだが。
それほど好きでない息子ががんばって誘ってくれたのは、
もうあまり語らなくなっていた父からの(彼にとっては祖父からの)心と心のメッセージがあったのだろうか。
「私をみかん狩りにつれてって!」

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