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2008年11月17日 (月)

『黒と青』イアン・ランキン

リーバス警部シリーズその発行順で言うと8作目。
しかし日本では間が抜けて4作目
そしてこれが日本での翻訳第1作目というのだから、なんちゅうこっちゃ。

黒と青―リーバス警部シリーズ (A HAYAKAWA POCKET MYSTERY BOOK) 黒と青―リーバス警部シリーズ (A HAYAKAWA POCKET MYSTERY BOOK)

著者:イアン ランキン
販売元:早川書房
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1998,7 83 

ハヤカワミステリ文庫でも上下巻で出ている。
そっちが良かったと思う。このポケミスタイプは読み辛い。
このところミステリから離れていたので、うれしいかと思いきや、疲れた。
長い。リーバスは50代の警部になっている。
家族のことは出てこず、必死に懸命に悪に向かって追求をし、自分まで追及を受ける孤高の警察官。
犯罪を単なる仕事としてとらえるのではなく、それを防げなかったと痛みを感じ、他人事として見過ごせない優しさや心苦しさ、繊細さも持つ。しかし無理するなあ。
登場人物が多く、しかも名前がよくありそうな名前が多く,、見分けが、というか覚えにくい。
でも最後まで読める。
幾重にも絡まる事件と人間関係。結構大きいジクソウパズル。
しかし、まだパズルは埋まらない。空白がある。
完璧に終わりでなく終わるのが少し心残り。
大団円にならないのが・・・
英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー賞受賞作。

リーバスはロックが好きで心情や状況を曲で表すことも多い。
題名もローリングストーンのものから。

内容(「BOOK」データベースより)
1960年代にスコットランドを震撼させた絞殺魔“バイブル・ジョン”。事件は迷宮入りとなっていたが、それから三十数年、同様の手口の事件が起き、リーバス警部は捜査に乗り出した。はたして伝説の犯人が帰ってきたのか、あるいは模倣犯の仕業か?折りしもリーバスが昔担当した事件で服役中の囚人が冤罪を訴えて獄中で自殺。警察の内部調査が開始されることとなった。四面楚歌の状況のなか、リーバスの地を這うような捜査が続く。ミステリ界の次代を担う俊英が放つ傑作警察小説、遂に刊行!英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー賞受賞作。

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