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2008年9月 6日 (土)

『僕の小鳥ちゃん』江國 香織

昨日は息子1の四国からのお土産をエアロの帰りに母に届けた。
包装をあけながら、「私は幸せだ。」母は言う。
「どこかに出かければお土産、帰ってくればおみやげ。」
「そうね、はいおばあちゃん!」ってね。
「それだけお母さんがみんなにいろいろしてくれたから。」
「なあに、わたしはできることをしただけよ。」
「それでいいのよ、みんなができることをしたらそれがぐるぐる回っていくんだもの。
お金も心も外に出してまわせばまたきっと戻ってくるのよね。」
いつものノー天気なお話でした。

そして夕方娘とマゴッチが帰ってきて大騒ぎ。
昨日は遅寝でしたから、まだ二人くっついて寝ていました。
可愛い天使です。

ぼくの小鳥ちゃん ぼくの小鳥ちゃん

著者:江國 香織
販売元:あかね書房

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1997,11 64
どんなに日常が忙しく追われていたとしても
こんな風なアイテム?があったら、みんなゆとりが持てるかな。
いや、ゆとりを持つ人にこそ、こういうアイテムは現れるに違いない。

こういうはなしはよくあるけれど
これは想像ではなく
接するみんなに見える小鳥ちゃんなのだ。

「あたしはそのへんの無知な小鳥じゃないのよ。」

ブログ仲間に教えてもらった本。
江國さんの透明感ある世界が気持ちよくさっぱりと描かれている。
小鳥ちゃんと僕と彼女。
なかなか面白い。挿絵もいい。

わたしはといえばこういう世界は好きで
しょっちゅうチラッと頭に浮かぶ。
ベランダに来るすずめも、蝉も蜂も、ひっそり咲く花も、あるいは空を行く雲も。
みんなのものである山も太陽も。
時折親しいわたしの友達になる。多分多くの人がそうして自分の世界で遊ぶでしょうね。そういう暇なすき間時間は大事です。

内容(「BOOK」データベースより)
雪の朝、ぼくの部屋に、小さな小鳥ちゃんが舞いこんだ。体長10センチ、まっしろで、くちばしときゃしゃな脚が濃いピンク色。「あたしはそのへんのひよわな小鳥とはちがうんだから」ときっぱりいい、一番いいたべものは、ラム酒のかかったアイスクリーム、とゆずらないしっかり者。でもぼくの彼女をちょっと意識しているみたい。小鳥ちゃんとぼくと彼女と。少し切なくて幸福な、冬の日々の物語。

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コメント

お久しぶりです。
旅の素敵な写真、夫と見せていただいてましたよ。
朝の写真、滝の写真とっても素敵でした。食事の写真もすごく美味しそう(お上手です)に撮れていました!
ところで、ことりちゃん、読まれたのですね!嬉しい!小鳥ちゃんたちの町はいちさんの町にもなったでしょう?いちさんは、ことりちゃん、彼、彼女の誰っだったかしら…。
梨木香歩さんの「からくりからくさ」を読んだら、あのにんんく醤油につけた紫蘇の葉でおにぎりを包むのが出てきました。あの方の知識はすごい!と思いました。(今日のブログに書きました)

投稿: ことり | 2008年9月 6日 (土) 15時42分

こんにちは
ことりさんのブログを読んでリクエストしました。
誰だったかって?そりゃ、小鳥ちゃんが良いに決まっています。
時々「ぼく」にもなったかな。
紫蘇のニンニク醤油漬けはどこかで見た「おばあちゃんの味」でしたから、昔からあるのでしょうね。
ブログもいつも拝見していますよ。これからもよろしくね。

投稿: いち | 2008年9月 6日 (土) 20時58分

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