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2008年8月 5日 (火)

『ゴールデンスランバー』 伊坂幸太郎

ゴールデンスランバー ゴールデンスランバー

著者:伊坂 幸太郎
販売元:新潮社
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57  2007,11 2008年本屋大賞作品

伊坂作品特有のパズルをはめ込むようなストーリー展開
そして必死の逃亡や事件の最中に
フラッシュバックする学生時代の仲間との楽しい思い出
そしてラスト。

なかなか面白く、長かったが二日で読んだ。

最後まで読んで
また最初を読んで確認してみる。

病室での会話「第二部事件の視聴者」
事件から20年後のルポ「第三部 事件から二十年後」

ほとんどの部分は主人公が逃げる二日間が描かれている第4部「事件」。
そして第五部「事件から三ヵ月後」はなかなかほっとして、いい。

痛快!大人の御伽噺、それにしては最後は・・・
もっと大胆痛快でも良かったのに、とも思うが
これはこれでいいか。
大きなものに対抗する小さな個人はひそかに手をつなぎ
生きていくってことで。

監視社会
マスコミと犯罪
ビートルズの楽曲に絡ませて見事に組み立てられたテーマ。

「名乗らない、正義の味方のおまえたち、本当に雅春が犯人だと信じているのなら、賭けてみろ。金じゃねぞ。何か自分の人生にとって大事なものを賭けろ。…仕事とはそういうものだ」
リポーターたちに父は語る。
「『わたしも人生を賭けます』と言い出すことはなかった。」

内容紹介
俺はどうなってしまった? 一体何が起こっている? 首相暗殺の濡れ衣を着せられた男は、国家的陰謀から逃げ切れるのか? 二年ぶり千枚の書き下ろし大作。

「伊坂幸太郎的に娯楽小説に徹したらどうなるか」という発想から生まれた、直球勝負のエンターテインメント大作。冴えわたる伏線、忘れがたい会話、時間を操る構成力…、すべてのエッセンスを詰め込んだ、伊坂作品の集大成である。」と見返しにある。

まさにその通り、だった。

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