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2008年4月28日 (月)

『愛は売るもの』…コージー・ミステリ

連休の谷間。
今日は一日保育園状態の予定です。娘に風邪を移された。

愛は売るもの (創元推理文庫 M チ 4-13) 愛は売るもの (創元推理文庫 M チ 4-13)

著者:ジル・チャーチル
販売元:東京創元社
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どうも今までのミステリとは趣が異なる。ゆるい。
昔のアメリカテレビドラマのようだった。

訳者あとがきに「コージーミステリ」とあった。
どういう意味?調べてみてよーくわかった。
今まで読んでいた、警察もの、ハードボイルドとは正反対のミステリ。
まさに「コージー・ミステリ」であった。

コージー・ミステリcozy mystery)は推理小説のジャンルの1つ。
イギリスで第二次世界大戦時に発祥した小説形式で、当時アメリカで流行していたハードボイルド形式の小説の反義語として用いられた。 ハードボイルドのニヒルでクールなイメージに対して家庭で日常的に使われるティーポットの保温カバーを意味するコージーを使用することにより日常的、平和的なイメージを表現している。

特徴としては
・探偵役が警察官、私立探偵などの職業的捜査官ではなく素人であること
・容疑者が極めて狭い範囲のコミュニティに属している
・暴力表現を極力排除していること
などがあげられる。 代表的な作品としてはアガサ・クリスティのミス・マープルシリーズなど。
時代が下がった現代においては女性を読者対象としたコメディタッチの推理小説を主にコージー・ミステリと呼称する。 大抵の場合、主人公の恋愛などのロマンス要素も含んでいる。
最も多いパターンとしてはアメリカやカナダなどにある住人同士がほぼ全員顔見知りであるような田舎町を舞台とし、主人公の探偵役となるのはその町に住む女性である、という物があげられる。 主人公は癖のある周りの人々に振り回されつつ事件を解決するというのがパターンである。

上記のパターン以外にもニューヨークやハリウッドなどの大都会を舞台にし、キャリア・ウーマンが探偵役として活躍するというタイプも存在する。
コージー・ミステリは欧米で発展したものであるため日本ではほとんど作例が無く、これに近いものは日常の謎系統の作品となる。

  • ドナ・アンドリューズ
    • メグ・ラングスローシリーズ(ハヤカワ文庫)
  • アリサ・クレイグ(シャーロット・マクラウド)
    • ジェネット&マドックシリーズ(創元推理文庫)
    • ディタニー・ヘンビットシリーズ(創元推理文庫)
  • ジル・チャーチル
    • ジェーンシリーズ(創元推理文庫)
  • ジョアン・フルーク
    • お菓子探偵ハンナ・スウェンソンシリーズ(ヴィレッジブックス)
  • キャサリン・ホール・ペイジ
    • フェイスシリーズ(扶桑社ミステリー)
  • シャーロット・マクラウド
    • シャンディ教授シリーズ(創元推理文庫)
    • セーラ・ケリングシリーズ(創元推理文庫)
  • ローラ・チャイルズ
    • お茶と探偵シリーズ(ランダムハウス講談社文庫)

TVシリーズ
ジェシカおばさんの事件簿
以上、ウィキペディア(Wikipedia)より

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