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2008年4月10日 (木)

『カシオペアの丘で』重松 清

カシオペアの丘で(上) カシオペアの丘で(下)
著者:重松 清   販売元:講談社   2007,5
31,32冊目

その日の前に」を以前に読んだ。

キーワードは「ゆるす」
「ゆるされたい人」「ゆるしたい人」 

ずっと許されたいと願って、最終的に「ゆるされた」と感じていく人。
ずっと許さなくて、最終的に許すことができたひと。
許したいのにできずに生きた人。
それは一方なのではなく、お互いにそう思っている人たち。
そんな優しい人々が登場

人はそれぞれの悲しみや思いや恨みをどんな風に持って生きていくのか。
それともどこかに置いて、立ち上がるのか。
それはその荷物の重さとその人による。

そしてメリーゴーランド
人と人は絶えず流れの中で出会い、別れ、
そしてまた出会う。ぐるぐるぐるぐる
ご縁ですね。

許しを乞うひとはそれだけ自分の生き方を真摯に見つめているのかもしれない。

生きていくものがそれぞれ何かを抱え、
相手のことも考え、一緒に生きていく。
「許す、許される」の向こうにあるものは互いを大事に思う心、人を信じる気持ちなのかもしれない。

とても重いように思われるかもしれないが
実際はそうでもない。
作者特有の趣
最終的にはなかなかほんわかした気持ちになる。

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