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2008年3月 6日 (木)

食べることは生きること…より良く…辰巳芳子

辰巳芳子 食べること生きること NHK教育テレビ福祉ネットワークの再放送を偶然見た。

「自分のために食事を作るということは自分の人生観が問われる。」
この言葉を聞いて、私はうんっ!?とテレビに食いついたのだ。

「なぜ食べなければならないか。
命のしくみと同じと考える。
生きるということを考える。」という。

生命科学の先生(福岡先生)がシェーンハイマーという学者の考えを書いてくれていた。
これが命のしくみであると。
それは「食べることにより古い細胞と新しい細胞を入れ替わりにさせる。」というのだ。
つまり、体を刷新させるのが食物だ。

栄養学ではエネルギーの元になるから食べる、といわれる。
しかし、もっと深いものがあるのだ。
毎日良いものを食べなければ体が新しくならない。
単にエネルギーなら何でもいいのかもしれないのだが。

だから、自分の食べるものはできるだけ自分で作ろう。

年取って、一人になって、面倒になっても、
食が明日の自分の命を作るのだから。
明日を生きるために。


私はテレビなどで耳にしたことを忘れないように書き留めるようにしている。
最近はブログの記事作成の欄に下書きとして残している。
聞きながら、パソコンに向かって打つのだ。
そういえば、辰巳さんのことで前にも書き留めたことがあった。
その下書きを探してみた。去年の2月のものだった。
そこにもまた食に対する彼女の深い思いが語られていた。

すべての生き物はみな、
「より良くなろう」と思っている。
それだけ。
おいしくなりたがっている食材がある。
だから、おいしく作ろう

おいしさを、愛する人と分かち合うということはもっとも楽しいことの一つ。

心をこめて日常を送るということ
365日のおいしさ、それは薄紙を重ねていくようなもの


積み重ねが豊かな人生のもと
信じる力がつくり上げられていく
それは命に対する手応えである

「おいしさを持ち続けて…辰巳芳子の四季」NHK
「自然の中で確かな命の悦びに生きる。」


このときも90分見入ってしまったことを思い出す。
料理の教室の風景。細かな気配り、作業。
すばらしい人生の先輩だ。
スープ教室は希望者が数年待ちでいるとも聞いた。

メモ書きした、一つ一つが心に染み入る言葉たち。
テーマが「愛する人と美味しさを分かち合う」ことから、例え一人になっても「自分のために料理を作ること」の意味に変わってはいるが、それは番組の違いだろうか。
辰巳さんは毅然としていて、スープの作り方もいい加減ではない。

その作り方を見ていて、とても私には料理は真似できないと思うのだが、
この生きる姿勢、食に対する姿勢はとても参考になる。
もちろんその後ろには、
強い精神と毅然とした考えに基づく実践の暮らし方があるのだろうけれど。
何にもまねしないよりは、良いよね。気持ちだけでも。いつかスープだって・・・

同じようなタイトルではあるが、次元の低い我が家の「食べることは命のもと」の会話はこちら。

あなたのために―いのちを支えるスープ 手しおにかけた私の料理―辰巳芳子がつたえる母の味 辰巳芳子の旬を味わう―いのちを養う家庭料理 家庭料理のすがた―旬は風土の愛し子、人も風土の愛し子
辰巳芳子(たつみ・よしこ)
1924年、東京生れ。料理家、随筆家。
聖心女子学院卒業。料理研究家の草分け的存在だった母・浜子の傍らで日本の家庭料理を体得し、
シェフ数人について洋風料理を長く学ぶ。
雑誌やテレビなどで料理を発表するのみならず、日本の食文化を世界のそれと比較してとらえる視点
や、食といのちのかかわりへの洞察をもって積極的に発言している。
現在は、NPO「良い食材を伝える会」「確かな味を造る会」「大豆100粒運動」の会長も務める。
また、「スープの会」を主宰し、自宅等で教室を開き、地域高齢者へのスープサービスも行っている。
著書に『手しおにかけた私の料理』(婦人之友社)、『辰巳芳子の旬を味わう』(日本放送出版協会)、
『家庭料理のすがた』(文化出版局)など多数がある。

*最近彼女の映画ができたようです。2014,2月 

「天のしずく」というドキュメンタリーのようです。詳しいことは分かりませんが、もう一度確認してみようと思いました。

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コメント

辰巳さんというとスープ~て思います。
ていねいなスープはどんな高級と言われる、料理より大切に考えておられ、自分もとおもいながらも、簡単なやり方に
ながされています。時間もたっぷりある
今もう一度、基本にもどらなければいけないですね。

投稿: yone3 | 2008年3月 6日 (木) 09時18分

こんにちは
そうですよね。
スープ。
作り方をじっと見ましたが、それはそれは丁寧で。
確かに時間ができた今ならやる気さえあればできそうですね。

投稿: いち | 2008年3月 6日 (木) 16時53分

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