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2008年3月の30件の記事

2008年3月31日 (月)

『八日目の蝉』 角田 光代

母が先に読んだ。
新聞に連載されていたものらしく、母は後半を読んでいなかったらしい。

八日目の蝉 八日目の蝉

著者:角田 光代
販売元:中央公論新社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

2007,3  27
出版社/著者からの内容紹介
逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか--理性をゆるがす愛があり、罪にもそそぐ光があった。家族という枠組みの意味を探る、著者初めての長篇サスペンス。

サスペンスとあるがそうなのだろうか。
読み終えてしばらくは自分がこの本をどう評価したらいいのかが、はっきりと形にならずわからなかった。
ただ不思議な静かな感動が心をじんわりと覆った。

そうして、思った。
家族とは、人との関係とは。
お互いが自分のことばかりでなく、お互いの立場に立ってものを考えられることが大事なのだと。

それができた時
人は未来に光を見出す。
人のせいにして生きないこと。

前半、妙な組織に入り込むところまでは、
作者はこの本で何を言いたいのだろうか、と思いつつ読んでいたが、
そこからは一気に読んだ。

誰も一人ではない、そうも思う。
犯人ではあるが
希和子にもいつか、いい出会いがあると思いたい。

しっかし、男たちは・・・

「その子は朝ごはんをまだ食べていないの。」
「海と、空と、雲と、光と、木と、花と、きれいなものぜんぶ入った、広くて大きい景色が見えた。今まで見たこともないような景色。それで私ね、思ったんだよ。私にはこれをおなかにいるだれかに見せる義務があるって。きれいなものをたくさん。…」

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2008年3月30日 (日)

野毛坂

20083_217_2 午後三時半ごろ駅に着く。
医者に行く前に、少しだけ野毛山公園によってみよう。
桜が咲いているかもしれない。

野毛坂を登っていく。
有名になった野毛の大道芸も一ヵ月後らしい。

昔の切り通しも立派に整備されて
交差点のかどには横浜市中央図書館がある。
大きな建物だ。

そしてその向こうが野毛山公園だ。
時間も無いので入り口付近で帰ることにする。

20083_201_2 20083_202_2 20083_204_2

20083_206_2 「蕗のたう おもひおもひの 夕汽笛」
 
中村汀女
 夫が横浜税関長になってやってきたらしい。20083_209_2
桜の向こうに
みなとみらいのランドマークタワーが見えます。

 

 

  

20083_211
またゆっくり散策してみようかな。

6時に帰り、
夕飯はお好み焼きでした。

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2008年3月29日 (土)

昨日は忙しかった。
まず図書館へ行き、隣の公園をちょっと検分。 20083_183
20083_18020083_175_2日当たりのいいところは満開。こぼれるよう。
いい日和に午前中からお散歩の人たち。
池の周りに集う。
桜は誘う!  私は誘われる!

それからエアロへ行く。
桜並木を抜けて。
ここは8分咲きぐらいかな。
道路を覆う桜たちが優しい。20083_189_220083_192

20083_198 
これはエアロの場所、ビルの2階から。
この木の固まりもお気に入りです。

帰って
ちょっと仕事をして
それから横浜へいきました。
(続く)

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2008年3月28日 (金)

大人は手本

先週娘たちが温泉に行った時に携帯で送ってくれた写真を見ると
前に作ったジャンバースカートを着てピンクの手提げを下げている。

娘のところに行った時にきいたら
「最近あの手提げが気に入っててね。保育園にも持っていく。」という。
「みんなにも人気。」だそうだ。
ずっと使っていないようだったが、まあいいかと思っていた。ちょっとうれしい。

Photo その温泉での話
宿の部屋で
「あれ!?この部屋の照明うちと同じリモコンなんだぁ。」と娘は思ったという。
見れば見るほど似ている。

それもそのはずそのリモコンは自分たちの家のもの!だった
なぜ?なのか。
その犯人はマゴッチ。

このピンクの手提げに入れて持ってきたらしいのだ。
親が出発前に旅行かばんに、せっせとオムツや服などを詰めているそばで,
自分もいろいろつめていたらしいのだ。
他にも役にも立たないような、入れ物のふたやらがたくさん入っていたという。
その様子を思うと私は思わず微笑んでしまう。
なんでも大人のまねをしたがるお年頃なんですなあ。
そう思って、写真を良く見れば、ピンクの手提げは随分と重そうに膨らんでいるじゃぁありませんか。

言葉も数多く言うようになり、大人の言い方をまねる。
しっかり聞いていれば想像力とあわせて理解できるが
片手間ではなかなか難しい。

ご飯の時の「あっし」は「箸」
いたいいたいのときは「足」
お散歩の時は「あっち」などなど
(当然ながら自分のことは「あっし」とは言わない。)

「わかってよー」という懸命の顔で言う時はこちらも必死に連想して考える。
正面向き合って付き合ってあげたいと思う。                

20083_167 少し早めにお迎えに行って
回り道、寄り道をしてゆっくり帰った。

帰る道でもないところにある歩道橋に登る。
そこからバスなどを見るのが好きらしい。

この日の手提げには
アンパンやバイキンマンの小さな人形と、
かえるのぬいぐるみが入っていました。

大人も毎日懸命に生きて
手本にならないといけませんね。
っていうか、一緒に成長かな。

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2008年3月27日 (木)

『リガの犬たち』 ヘニング・マンケル

20083_163 桜も一気です。

昨夜遅く、娘のところから帰り、
今朝は配水管の掃除が来るので、
洗面所などの下のものを出したり、
お風呂場を掃除したり・・・
こういうことも片付けのいい機会です。
ありがたや。

リガの犬たち (創元推理文庫) リガの犬たち (創元推理文庫)

著者:ヘニング マンケル
販売元:東京創元社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

前作の次の年の話。 26冊目 ヴァランダーシリーズ 2 (1「殺人者の顔」)3 白い雌ライオン)

信頼する仲間の死を乗り越えていく。
彼だったらどういうだろう、どうするだろう、と考えて捜査を進める。

スェーデンもあまりなじみがないが、バルト三国はさらなり。
時もまた複雑な時代背景。
そこでの共産圏での事件。
一昔前の冷戦時代や第二次大戦の映画のようでもある。

国を超えた捜査、冒険をする。
最後まで何が何だか誰が悪なのかわからないところもある。
事件そのものよりはヴァランダーとその仲間に親しくなれたと思う作品。

ヴァランダーの住む小さな町の写真をネットで見たが、
なかなかかわいい素敵なところだった。
こうして私はまた知らない土地への旅をした気になり、
興味を持つ。
これもまた読書のいいところかな。

それにしても惚れっぽい男だなあ。ヴァランダーは。
さびしいのかもね。

次の作品は評価も高そうなのでもっと楽しみ。
図書館で待っているらしい。

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2008年3月26日 (水)

刑事クルト・ヴァランダー・シリーズ『殺人者の顔』

昨晩は子守で大変でした。子供にとっての母はどんどん大きさを増していくようです。
母は偉大です。専業主婦での私の双子の子育てと、働く母としての娘の子育ては同じくらいかな、大変さは。今見ていると娘のほうが大変かもと思うけれど。自分のことはわすれるから、ね。私は実家も近かったので(というか、少しずつ近づいてきたので)その分が違うでしょうか。
みんなが幸せに暮らせるように、孫の母にはなれないけれど、母の少しの部分をお手伝い、ということです。

殺人者の顔 (創元推理文庫) 殺人者の顔 (創元推理文庫)

著者:ヘニング マンケル
販売元:東京創元社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

25冊目
新しい作者、といってもだいぶ前の作者、私にとっての、である。
全く知らなかったが、仲間に教えられて
刑事クルト・ヴァランダー・シリーズ1作目。 (2作目 リガの犬たち
9巻で終わっているらしいが、邦訳はどうなのかな。

スェーデンの作者で舞台もそこ。
コナリーのボッシュシリーズと似た匂いを持つ。
熱心に寝食を忘れて捜査に励む。
心に背負うものもありつつ。

文章が簡潔というか、情感をあまり行間に含ませないのに
印象的である。
訳もいいのだろうか。
ドキュメンタリーを見ているような雰囲気さえ漂う。
もちろん人間だからいろいろな感情はある。
それが少しずつにじむところが余計心にしみてくる。
寒い冬の光景にもあっている。

名前って、国柄がある。
ヴァとかヴィとかヴェ等が多くて何回も登場人物をめくった。

最後の謎、紐の謎が解けていないのが不満。
次も楽しみだ。

「わたしはもう年寄りだ、…おいぼれて、よれよれだ。…もう70まできたと自分で驚くのだ。」
ひぇー どうする? 私。

「死ぬのも生きることのうち」

今二作目の途中を読んでいるが、ぜひ最初から読むことをお勧めします。
人間関係や主人公の心がよくわかります。

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2008年3月25日 (火)

晴れ舞台を待つ

20083_167 昨日は母と妹と三人で近くの日帰り温泉へ行った。息子が入場券をくれたので。
ところがポンプのメンテナンスとかで温泉が出ないで、沸かし湯だった。
HPで調べていたので知ってはいたが、知らなかったのはそのために料金の割引をしていたことだ。

しばらく悩んだが、券も今月いっぱいなのでそれを使うことにした。駐車場はたくさんの車で混んでいた。
同年代の女性のグループ(もっと先輩の女性たちも多かった、)ジジババと孫、熟年ご夫婦などさまざまな人の憩いの場のようだった。

「大きいお風呂に入るのだけでも気持ち良いものね。」
20083_169 お昼もそこで食べた。
マグロカツ定食。
満腹になったが、そのあとにソフトクリームを食べた。
私はバニラとイチゴのミックス。
これがまた、毎度のことながら写真をとる前に食べてしまった。
おいしかった。

妹は明日も母のところへ行くので駐車場で別れ、母と私は買い物をして帰った。
私も次の日から娘のところの子守で、それまでにお仕事を仕上げなくてはならず、実家ではお茶も飲まずに帰った。
20083_171 地元の桜並木をいくつか見て回った?が
どこもほころんでいるものもあり、うっすらピンク色に染まっている。
まさに、舞台裏でいそいそと、うずうずと
幕開けを待つ!
という感じだ。
雨が上がったら一気!だろうなあ。
私の心もうずうず・・・・晴れ舞台はもうすぐですね。桜さん!
(写真はベランダから下の桜を・・)
予想通り今日は晴れ。花粉情報は真っ赤っかだった。

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2008年3月24日 (月)

つくし

今日は雨が降っています。
テレビの天気予報では「高知では20度を超えるでしょう。」と言っています。
春が来ています。

20083_155 先日、夫がゴルフの練習から帰って、大事にティッシュにくるんだお土産を出した。

つくしだ。
春だね。
せっかくなので、はかまを取って、軽くゆで、頭は少し減らして(苦いので)酒、みりん、醤油にかつお節を入れて佃煮風にした。20083_166
ほんの少しの
春の香り。

結構おいしくできて
提供者には好評だった。
少ない量だったのも良かったかな。
小さな幸せ気分。

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2008年3月23日 (日)

一六タルト

20083_162 夫が出張でお土産に「一六タルト」を買ってきた。
ゆずの香り。
これは食べやすいように切ってあるのでいい。

数年前に母と三人で四国へ行ったとき
道後でたくさん買った記憶がある。
あの温泉街を思い出す。あの旅も3月だった。

20083_164 これはお茶にもコーヒーにも合う。

「一六タルトは、こだわりが違います。たとえば、餡は口当たりの柔らかさを考えて皮むきあずきだけしか使わない。砂糖は甘さまろやかな最高級の白双糖。じっくり時間をかけて炊き上げ、きめ細かくなめらかに仕上げる。新鮮な風味を出すため生柚子しか使わない。生地はたまごと砂糖と小麦粉だけで、食べ飽きないように洋の材料(バターや油)は使わない。もちろん、保存料などの添加物は一切なし。特殊なミキサーで材料を混ぜ合わせ細かくきめを整えた後は、しっとり水分が残るよう強火でさっと焼く。ふっくらを保つため焼き上がりにショックを与え、切り整えた生地に炊きたての餡を塗り、クルリと手巻き。一晩じっくり自然に冷まし、生地と餡を程よく馴染ませる。翌日、食べやすい大きさにスライスして出来上がり。まさに、こだわりに次ぐこだわりの積み重ねです。 どのひとつが違っても、一六タルトにはなりません。「 タルトはやっぱり、一六タルト」、そう言ってくださる方々の期待にこれからも応えていきます。」とHPにある。

この説明文の一部のどこかを抜き出そうと思ったけど、
あまりのこだわりぶりに抜けなかった。
決して関係者ではないのだけれど。

ふむ、そうですか。よくわかりました。
今まで何にも考えずにただ「おいしい!」と食べていた。

20083_160 カップシリーズ29(28へ30へ) 
「Noritake Ivory China SPLENDOR」
大ぶりのモーニングセットになるようなカップ。
青い花の浮きが美しい。
ノリタケの工場で買った。
2客買ったが1客はレンジに入れられて、
銀縁が悲惨。

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2008年3月22日 (土)

「まんだい」と『反転』

20083_139 スーパーで安い切り身があった。
まんだい」とある。
魚屋のお兄さんに
「これってなあに?」って訊いたら
「何って・・・」となんと答えるべきか困っている。
「もちろん魚ですよね。」
「はぁ」
「どうして食べたら良いのかな。鯛の仲間じゃないし・・・」
ネットで調べてみた.
20083_154 「アカマンボウ」という魚で、2メートルにもなるという。
だから安いのかぁ。
関東の市場では「万鯛(まんだい)」。
この魚を「知っていたら達人級」とあった。
刺身(カルパッチョ)干物、ムニエル、フライなどに良いらしい。
カジキマグロのようである。
回転寿司ではマグロとして流れていることもあるという。
照り焼き風に煮付けたが、ムニエルとかフライなどの味付けが良いかも。
そして・・・

反転―闇社会の守護神と呼ばれて 反転―闇社会の守護神と呼ばれて

著者:田中 森一
販売元:幻冬舎
Amazon.co.jpで詳細を確認する

夫が新聞で紹介を読んでリクエストした本。 24冊目
結構売れているらしい。せっかくなので斜めに読んでみた。
ところが生真面目?の私にはなかなか斜めができない。
まっすぐ読んだり、飛んでみたり・・・

特捜検事として名をはせ、やがて弁護士として。
してきたこと、出来事を書き連ねる。自伝。

多くの事件が登場し、実名で登場する実力者、政界、財界の人々。
「あぁそういう事件があったなぁ。」
なんて人は忘れっぽいのだろう、いえ、私だけか。
世間を騒がせた事件の数々のこと、隠された裏側。そしてそれが真実なのか。
魑魅魍魎!奇奇怪怪のお金がらみの事件の真相は私には不明。
大物権力者、それが裏社会でもあったりするが、と
行き来がある。

検察は行政の一部、国策捜査というものもあるのかもしれない。
そういうこともあるかと思っていても
はっきり書かれるとなんだか怒る気にもなれない、捜査の打ち切り。

彼は一体何をしたかったのだろう。
バブルのころのお金の話はなつかしいのだろうか。
これからは・・・

石橋産業に対する手形詐欺事件が今年2月上告棄却され刑が確定した。

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2008年3月21日 (金)

バラが咲いた!

20083_144先日の母の誕生日に娘たちからのプレゼント。
何かお花を・・・という電話に、
母の答えは「いつものあれ!がいいわ。」であった。
ということで
がんばって買ってきたらしい。
フルーツゼリー 彩果の宝石二箱。
一つは大きなバラがいっぱい。
もう一箱はたくさんのゼリー。
母はとてもうれしそうで、
きれいな包装紙をあけて、みたが大事にすぐにしまった。
20083_148 「100個以上入っているのにみんなに配らなかったね。」
「それだけ大事なのよね。今度行ったらきっと『ハイ、一つずつ』ってくれるよ。」
そんな話を娘とした。
20083_146 先日行ったら、予想通り一個ずつくれた。
101個入っている箱のを。
もうひとつのバラの花が詰まったのは、見るだけ。
写真を撮るだけが許可された。

一つが7、8センチほどあって、色に濃淡もあって美しい。
あけてしまい箱に穴が開くのも、
食べるのも惜しいというのはわかる気もする。
賞味期限は8月までだから、しばらく眺めてからゆっくり食べてね。
いつかこのバラを袋から出して・・・

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2008年3月20日 (木)

桜を待ついい日

昨日はプールの日だった。
なんとまあ、驚くことに!?今年初めてでありまして。
もう3月も後半ですがね。
われながらあきれておりまする。
検査も済んだことだし、風邪気味も治ったようだし・・・

久しぶりにみんなに会った。
ブログを読んでくれている友達が「良く切れそうな包丁ねえ。」と。
どうもありがとう。

楽しくおしゃべりの後
久しぶりのアクアビクスをがんばる。
結構疲れて帰って気持ちの良い居眠り。
運動不足だなあ。
春も来ることだし、私も冬眠から覚めて動きましょうか。

20083_153 そしてうれしいことに
懸賞で日本酒が当たった。
うれしい。
地酒。
尾根桜」というらしい。
ありがたや。
心弾む桜の季節ももうじきです。

今日はなんだかちょびっといい日だな。
早速いかのお刺身で一杯。

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2008年3月19日 (水)

『望みは何と訊かれたら』 小池 真理子

望みは何と訊かれたら 望みは何と訊かれたら

著者:小池 真理子
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

23 2007,10
はじめ読み出したことを後悔、やがて眠れなくなるほど読み、
最終的にはわからないまま。
不思議な作品、力作である。

作者がインタビューで語っている(BSテレビにも出ていましたね。)
70年代は、私が大学生のころ。私自身デモに出たりと時代のもつエネルギーの中に足を踏み入れていましたし、この時代を描きたいという思いは強いですね。今作では、この時代の一部をえぐり取ったという手ごたえを感じています」
「著者自ら最高のできばえと語る、傑作長編が誕生。」


あの時代の真っ只中に居た、
それは私たち団塊世代のほうが大きいといわざるを得まい。

各地で起きた学生運動が
やがて行き場を失い、ヒートアップし、孤立しヒステリックになっていくしかなかったころの激しいというかなんと言うかの前半部分と、
そこから命からがら逃げ出した主人公が運命的に出会った吾郎と暮らした
奇妙なしかし穏やかで、不気味さもたたえた濃密な日々の部分。
その2つの部分の質感差、温度差が、対照的に見事に語られる。

――70年代について
 「作家として、人間として、私の原点になっている時代です。私は団塊世代より下ですが、大学紛争の火種は高校にも飛び火してきました。この時代に生まれた音楽などのサブカルチャーを、今の若い人たちが新鮮に受け止めているようすを見ても、この時代のど真ん中で青春期を過ごしたことに誇りを感じるし、繰り返し掘り下げて描きたくなります」

この作品は思想的なことではなく、後半の男女の不可思議な関係が主題です。凄まじい体験をした女が、逃げた先で男と出会ったらどうなるか? 人間の生理的、本質的なことを突き詰めてみたかった。そのために、男に会う前の惨劇の描写が必要でした」


作者がこう言うように前半部分のすさまじい経験があった後の不可思議な男女の関係が主である、 と、後から思う。

三島の割腹自殺や、あさま山荘事件が世間を騒がせた紛争末期
あの錯乱・悲惨な時代がここに、そして自分の中にも息を吹き返す。
連合赤軍のリンチ殺人を思わせるかのような壮絶な場面が描かれる所は閉口したし、読み始めたことを後悔もした。
しかしこれがあってこその後半になるのだ。

扉にマレーネ・ディートリッヒの歌った歌詞がある。
「望みは何かと訊かれたら」
If I only could wish myself something
I would like to be happy a little,
For if I were too happy,
I would be homesick for being sad.

――大人になるとは?
 「物事が見えてきたけれども、相変わらず先がわからない、まだまだ途上にある状態のことだと思います。私自身、これまでを振り返って分析はできるけれど、わからないことだらけです。この小説のタイトルは、すぐ先の未来に自分がどう変わるかわからない、人生の途上を意識しました」

描かれた時代は思想と闘争が渦巻いた1970年代。
昭和26(1951)年生まれの主人公槇村沙織と27年生まれの著者は同世代である。
仙台で高校時代を送るというのも同じ。
読み終えて、後半部分のこの男女の異常とも思われる関係、依存?飼育?庇護?は今の私には生理的に理解できなかった。
と思った。
しかし、寝ながら考えた。
すさまじい経験をし、身も心も壊された状況の中、ただ休みたいと思うだけの人間にとっての望みは、
そういう状況を受けいれ、黙って守ってくれるものの中にすっぽりとはまっていたいと思うということなのだと。

吾郎はすべてを受け入れ、
その上で彼女をただ守ったのだ。

その後30年も幸せな家庭を築いてきたのに、それは変わっていなかった。
『わたしたちは常に、陶製のブックエンドのように互いが別々の方を向きながら、過ぎ去っていった時間を間にはさみ、冷たく、無意味につながっているにすぎなかった』

さて、
あなたの「望みは何?」
「私の望みは・・・何だろう。」

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2008年3月18日 (火)

人間ドック!相変わらずの・・・

先週の検査に引き続き久しぶりの人間ドックにいきました。
日帰りコース
9時30分までに来るようにというので、9時ごろついたが
たくさんの人がすでにいた。検査専門の大きな施設。
一泊二日コースもあるらしいからな。
早く行ったのが良かったのか、終わったのは12時前。
1時ぐらいまでかかるとあったが、結構早かった。
背広姿のグループやらがとても多い。
年度末ですからね。

今回はマンモグラフィーとやらにも挑戦・・・
優しい内科の先生が二年に一度はやってくださいね。
私、うまれて始めてなんざんす。
20083_158_3  早く終わったので時間ができ、うれしい。
食事してカットして・・
と、目当てのレストランをめざすが、休みだった。残念
ショックのあまり?食事の前にカット屋へ入ってしまう。
いつもすいているのに、混んでいますねえ。
3月ですからね。
なるほどね。
1時間ほど待つ間、おなかすいたぞ、ご飯だご飯とおもいつつ。
ランチなら入れそうな割烹和食やさんに行くつもりでいたが、
カットハウスの向かいにあった、夜は居酒屋さんになるようなお店の
ランチどれでも750円というたて看板に吸い込まれるように、歩くこと数歩のドアを開ける。
安いし、いいか。行き倒れになってもいかん。

「薄切りステーキ,野菜たっぷりのせ」を注文。大根サラダもお吸い物もおいしい。
おいしくいただいて、元気も出たので
駅前のスーパーで買い物して帰る。
歩いて帰るので、重いものはやめてお魚などを買う。

やることやって気持ちもゆったり
満足して帰ろうとしたところ・・・
何かが私の頭に引っかかる、別に頭に木の枝があったのではない。

うむっ!
か・カギはどうした!?どこにしまった!?
か・かぎが・・・ないっ!
息子より早く家を出たので、カギを持たずに出てきてしまったのだ。
家のドアの前に立つ前に気づくところなど私にしては結構偉い!??

あちゃー、とぼとぼ・・
もしや勘のいい息子が壁にかかっている私のカギを見つけて
「あれ!またかぎ忘れてるよ。しょうがないなあ。」
とかいって、郵便ポストに入れて置いてくれているかも・・・(そう頼んだこともあった)
あるいは
「明日から出張だからさ、早く帰って家で仕事する。」とか言う夫が午後家に帰っているかも・・・(そういうことも良くある)

などと
はかない望みをもって
一階の郵便ポストを覗くが当然、何もない!(息子のカンはそんなに良くは無かった。)
家まで上がって「ピンポーン、誰かいませんかぁ」
返事は当然無い!

携帯まで忘れているので仕方が無い
息子の携帯に公衆電話から電話するが、仕事中の人は出ないので留守電に入れる。
息子の会社が家から近いというのは非常に便利であります。まったく!

恥ずかしながらと、説明をして
「いつもお世話になっております」などと挨拶して、カギを受け取り、やっと帰ってきました。

そしてその50分後夫が帰ってきました。
「昼で帰るつもりだったけど遅くなった。」ですと。
私のカンは結構いい線行ってたんだがなあ

相変わらずのおっちょこちょいな私の一日でありました。

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2008年3月16日 (日)

春の週末

三週続けて週末に帰って来た娘たち。
3月はいろいろ用事があるのだ。
たいていは金曜の夜中にやってくる。
そのほうが週末有効に使えるからだ。
そんな娘との木曜日のメール

「今週末はいつ来るの?」
「未定ナリ。」
「そうか、掃除の予定があるもので。」
そしたら秒速で!返事が来た
「金曜日!」
「そういっておけば安心だね。」と私。

仕方がない、片付けるか。
そうして金曜日からにぎやかになって
昨日も焼肉でミニ宴会。

20083_004すっかりおままごと好きになったマゴッチに
あわてて作ったキッチン。
これはどんどん新しくいいものに作り変えられるから、いいね。
おはじきとお手玉が食材。
かまぼこ板のまな板。
包丁をダンボールで作りました。
「はい、どうじょ!」

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2008年3月15日 (土)

横浜 野毛

20083_133 一年に一度の検診が延びて、昨日になった。
延ばしたのは言うまでもない、私であーる。
駅では卒業式らしいはかま姿がいっぱい。
いつのころからなのだろう。
卒業式に、はかま姿。

私の場合は・・・

20082_340 そして、見つけた「横浜賑わい座」
14時から当日券ありと看板。
出演者はよく知らなかったけど
検査の帰りに、
おなかをすかせたまま
座ってみるのも良いな、などと思ったが、
結果として終わったのは5時ちょっと前だった。
疲れて
おなかもすいて一目散に帰ってきた。

もう、一、二度は来るようだから、
今度は野毛あたりを散策してみようかな。
若かりしころを思い出しながら。

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2008年3月14日 (金)

野原のブーケ

20083_078 私の春を一足お先にご紹介・・・
ふきのとうばかりでは、ね。

私のお気に入りのブーケ
布花作家の友人に作ってもらったものです。
野原のイメージで・・・と注文

だいぶ前のものだが、今も食器棚のカップたちの間に静かに咲いている。

20083_106 時々手にとって、一つ一つの花を見ていると、微笑みたくなる、というか微笑んでいる私。

この黄色い花の大きさが
直径1,5~2センチです。

他の花や葉やつぼみの大きさを想像してみてください。

20083_104 20083_111 20083_121 20083_125                            昔仲間と良く出かけた野原と、楽しかった時間を思い出す。
小さな赤まんまもかわいいですね・・・20083_128

20083_130

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2008年3月13日 (木)

『町長選挙』で、ふきのとう

20083_073 春の香りがそこかしこでしています。 
ということで、「ふきのとう」を採集いたしました。
誰が? 夫が、であります。
実家のお隣のお庭に栽培していただいている!?
「私の蕗!?」でございます。
だいぶ花が開いているものもありますが、
これも無駄にせず、蕗味噌にします。
天ぷらはなんとも言えずおいしい!
冬の寒さをじっと耐えたおいしさです。
春の楽しみ。

町長選挙 町長選挙

著者:奥田 英朗
販売元:文藝春秋
Amazon.co.jpで詳細を確認する

2006年、 22
デス・コレクターズ」を読み終えたあとに読む口なおし。
娘から情報を入手いたしました。
半日ほど。
だから読みやすく面白かったということ。
文体もいつものように簡潔で、
行間に情緒が染み入るというものではなく、
だから、直線的、寓話というか漫画チックである。

人気野球チームのオーナーの話、IT業界の若者の話、
実際にもこの二つは同時期のことだった。
「イン・ザ・プール」「空中ブランコ」に続く第三弾。

内容(「MARC」データベースより)

離島に赴任した精神科医の伊良部。そこは、島を二分して争われる町長選挙の真っ最中だった。伊良部もその騒動に巻き込まれてしまい…。「空中ブランコ」「イン・ザ・プール」でお馴染みの、トンデモ精神科医の暴走ぶり健在!

そして、また図書館へ行って返して、借りてきました。

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2008年3月12日 (水)

『デス・コレクターズ』ジャック・カーリィ

デス・コレクターズ (文春文庫) デス・コレクターズ (文春文庫)

著者:ジャック カーリイ
販売元:文藝春秋
Amazon.co.jpで詳細を確認する

2006,12   21冊目
2007年このミステリーがすごい!7位

週末の大忙しが終わって一息の間に読んだ。

サイコサスペンス、とはいっても
おどろおどろしい記述はほとんどない。
海の見える家に住む刑事の悲しい家族とその過去。
見事なコンビで、いや三人組?で捜査は進む。

30数年前の事件とどんな係わり合いが在るのか。
奇妙なコレクターたち。

アートが駆け巡る。

どこでどうつながるのか、
プロローグからはいろいろ想像したが
予想外の展開

エンタテイメント的な要素もあり、
面白く飽きることは無かった。
悪いのは誰だったのか。

第一作「百番目の男」も機会があったら読んでみたい。

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2008年3月11日 (火)

プレミアムプリン

20083_070 誕生パーティの次の日は家で
当日Sちゃんのママが買ってきてくれた、
しかも当日食べ忘れてしまった
神戸コトブキのリッチデザート、
プレミアムプリンをおやつに食べた。
クリーミーでおいしい。
とても甘い。
が、小さいので
こってりした味がコーヒーにちょうどいい。
小さなスプーンで口に入れるととても幸せ。
20083_067 20083_071 20083_072
カップは
Mila Sebon NARUMI カップシリーズ28 27へ、 29へ)

 トリオなのだがケーキの皿もソーサーと同じ大きさ。

カップ、ソーサーともに浮き彫りが美しい。

母に電話をしたら、とても元気そうであった。なにより。ビバ!85歳!

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2008年3月10日 (月)

85歳!!!

20083_050 今日は母の誕生日。(去年のブログ
で、昨日はみんなが集まって誕生祝をした。

息子2もちょうど出張で帰ってきていた。
なんだかいい具合だ。

午後1時遅めのお昼ということで、
11時過ぎに行く。
私は用意、夫と息子は庭の手入れ。
マゴッチは大きいばあばと親交を深める。

母のためのケーキを固唾を呑んで見守る子どもの目が面白かった。
20083_064_6   集合写真を撮って・・・
全員が前を向いて、しかも動いてないのはなかなか難しいのだ。

新しい誕生日おめでとう、そして、ありがとう。
また一年、楽しくいきましょう。
「ところでいくつになったの?おばあちゃん」と聞く息子に
「ごっ!」と答える母。
「○はいくつになるの?」と返す母に、息子も答えて
「ごっ!」みんなでごっ!
甥っ子の子のSちゃんが、イチゴを指して「ごっ!」で大笑い。
彼はイチゴを「ごっ!」と呼ぶ。

今日は母の85歳の誕生日。

今年もまた同じ3月生まれの娘と息子は母から誕生祝を押し頂いていた。

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2008年3月 8日 (土)

白梅

20083_051  実家の白梅が満開になった。
大きめの花が
折り重なるように
枝にしがみついて咲いている。

20083_057 20083_066

写真を撮りに
近寄ると
ほんのかすかに
けれど強く
梅が香る

これ全部
梅になったらうれしいな。

なかなか
そうは行かないだろうが。
がんばれ!

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2008年3月 7日 (金)

『錬金術師ニコラ・フレメル』マイケル・スコット

錬金術師ニコラ・フラメル[アルケミスト] 錬金術師ニコラ・フラメル[アルケミスト]

著者:マイケル・スコット
販売元:理論社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

2007.11  20

ファンタジー
この手が好きな人はもっと早く入り込めるだろうと思う。
ニコラ・フラメルなど実在の人物。
歴史上の人物がファンタジーの世界と融合し、
歴史的事実もまたしかり。

作者はパリの昔彼が住んでいた家に偶然行き食事をしてイメージがわいたという。
人間以外の登場が多く、空間なども想像の世界になる。
私はその様子をじっくり読んで頭に作らないと先へ読みすすめないものだから、
始めは時間がかかった。

しかし次第に自分なりの像ができて
スピードアップして読み進めた。

話も展開が速いので最後は一気だった。
二日間の話だ。
軸になる人間の双子の姉と弟。

全6巻完結予定の1巻目。
結末はすでに書かれているという、ハリーポッターに続くものという感じ。
この先がどうなるのか、楽しみではある。

すでに映画化も決定という。

内容紹介
「ハリー・ポッター」「ダ・ヴィンチ・コード」にもその名を刻まれた、伝説の錬金術師の物語。「賢者の石」を手にした男、金と銀のオーラを放つ双子姉弟、史上最強の女戦士、冷酷非道の呪術師、古の神々……。『アブラハムの書』をめぐって、人類の存亡を賭けた壮絶な決戦の火ぶたが切って落とされる。史実と神話にもとづく壮大なファンタジー。アメリカ全土で初版25万部、
「ニュー・ライン・シネマ」にて映画化決定の全6巻におよぶ超大型シリーズついに始動!

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2008年3月 6日 (木)

食べることは生きること…より良く…辰巳芳子

辰巳芳子 食べること生きること NHK教育テレビ福祉ネットワークの再放送を偶然見た。

「自分のために食事を作るということは自分の人生観が問われる。」
この言葉を聞いて、私はうんっ!?とテレビに食いついたのだ。

「なぜ食べなければならないか。
命のしくみと同じと考える。
生きるということを考える。」という。

生命科学の先生(福岡先生)がシェーンハイマーという学者の考えを書いてくれていた。
これが命のしくみであると。
それは「食べることにより古い細胞と新しい細胞を入れ替わりにさせる。」というのだ。
つまり、体を刷新させるのが食物だ。

栄養学ではエネルギーの元になるから食べる、といわれる。
しかし、もっと深いものがあるのだ。
毎日良いものを食べなければ体が新しくならない。
単にエネルギーなら何でもいいのかもしれないのだが。

だから、自分の食べるものはできるだけ自分で作ろう。

年取って、一人になって、面倒になっても、
食が明日の自分の命を作るのだから。
明日を生きるために。


私はテレビなどで耳にしたことを忘れないように書き留めるようにしている。
最近はブログの記事作成の欄に下書きとして残している。
聞きながら、パソコンに向かって打つのだ。
そういえば、辰巳さんのことで前にも書き留めたことがあった。
その下書きを探してみた。去年の2月のものだった。
そこにもまた食に対する彼女の深い思いが語られていた。

すべての生き物はみな、
「より良くなろう」と思っている。
それだけ。
おいしくなりたがっている食材がある。
だから、おいしく作ろう

おいしさを、愛する人と分かち合うということはもっとも楽しいことの一つ。

心をこめて日常を送るということ
365日のおいしさ、それは薄紙を重ねていくようなもの


積み重ねが豊かな人生のもと
信じる力がつくり上げられていく
それは命に対する手応えである

「おいしさを持ち続けて…辰巳芳子の四季」NHK
「自然の中で確かな命の悦びに生きる。」


このときも90分見入ってしまったことを思い出す。
料理の教室の風景。細かな気配り、作業。
すばらしい人生の先輩だ。
スープ教室は希望者が数年待ちでいるとも聞いた。

メモ書きした、一つ一つが心に染み入る言葉たち。
テーマが「愛する人と美味しさを分かち合う」ことから、例え一人になっても「自分のために料理を作ること」の意味に変わってはいるが、それは番組の違いだろうか。
辰巳さんは毅然としていて、スープの作り方もいい加減ではない。

その作り方を見ていて、とても私には料理は真似できないと思うのだが、
この生きる姿勢、食に対する姿勢はとても参考になる。
もちろんその後ろには、
強い精神と毅然とした考えに基づく実践の暮らし方があるのだろうけれど。
何にもまねしないよりは、良いよね。気持ちだけでも。いつかスープだって・・・

同じようなタイトルではあるが、次元の低い我が家の「食べることは命のもと」の会話はこちら。

あなたのために―いのちを支えるスープ 手しおにかけた私の料理―辰巳芳子がつたえる母の味 辰巳芳子の旬を味わう―いのちを養う家庭料理 家庭料理のすがた―旬は風土の愛し子、人も風土の愛し子
辰巳芳子(たつみ・よしこ)
1924年、東京生れ。料理家、随筆家。
聖心女子学院卒業。料理研究家の草分け的存在だった母・浜子の傍らで日本の家庭料理を体得し、
シェフ数人について洋風料理を長く学ぶ。
雑誌やテレビなどで料理を発表するのみならず、日本の食文化を世界のそれと比較してとらえる視点
や、食といのちのかかわりへの洞察をもって積極的に発言している。
現在は、NPO「良い食材を伝える会」「確かな味を造る会」「大豆100粒運動」の会長も務める。
また、「スープの会」を主宰し、自宅等で教室を開き、地域高齢者へのスープサービスも行っている。
著書に『手しおにかけた私の料理』(婦人之友社)、『辰巳芳子の旬を味わう』(日本放送出版協会)、
『家庭料理のすがた』(文化出版局)など多数がある。

*最近彼女の映画ができたようです。2014,2月 

「天のしずく」というドキュメンタリーのようです。詳しいことは分かりませんが、もう一度確認してみようと思いました。

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2008年3月 5日 (水)

素敵なアクセサリ…リサイクル?!ペンダント

20083_043_2 20083_042_2 アンティークのペンダント?
これは 先日友人宅でのひな祭りの時、アクセサリーや布花やリースを作る仲間Kさんが
「Iさん(ひな祭りの主催者)の不要になったイアリングで作ったのよ。」といって、くれたペンダントネックレス。
つまり、リサイクルである。
みんなにプレゼントしてくれた。

イアリングだから、ふたつずつある。
それを鎖だったり、紐だったりにつけてあるから、少しずつ趣が異なる。
20083_045 その日、ちょうど彼女の作品を着けていた私。
これもお気に入りです。普通に使えるので。
それと一緒に着けるといいわよ、と。
おしゃれのセンスもある彼女です。

どうもありがとう。
活用させていただきます。
何よりもその気持ちがうれしい。

こうしたらいいかなと思っても
すぐに実行できない私だが、
すごいな。
聞けば
少しずつ片づけをしているという。
あれ以上片付けるのですかぁぁぁぁぁ。20083_047

ちょうど近くに置いてあった彼女の作品を一つご紹介。
直径7センチぐらいかな。

色、形とも、
とても素敵です。
こんな可愛いのもありました。

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2008年3月 4日 (火)

『ウォッチメイカー』 ジェフリー・ディーヴァー

ウォッチメイカー ウォッチメイカー

著者:ジェフリー・ディーヴァー
販売元:文藝春秋
Amazon.co.jpで詳細を確認する

2007,10  19
40人待ちで来た本。
ディーヴァーのライムシリーズも7作目になる。
このミステリがすごい!、文春ミステリベスト、どちらも1位になっている。
原題は「The Cold Moon」

シリーズ全部読んでいるが、久しぶりのような気もする。
前作は2006,9発行だった。
期待感を持って読み進んだが、最初おぞましい殺人事件が続くのかと
少しブルーになる。
ところが・・・・

丁寧にくるまれた箱を
一枚ずつ包装紙をはがして中身を探る。
これが真実?
いやもう一枚・・・しかもこの包装紙にはこんな小さな仕掛けも・・・

彼の作品はいつでもそうだが、かなり何重にも包み隠されている。
飽きることなく先を読ませるのはさすがである。

新しく登場したキネシクスの専門家キャサリン・ダンスもこれから活躍しそうな気配。
リンカーンと対極の心を扱うのだがこれが結構いい関係。
対極とは、反対で、もっとぐるっと回ったら隣に居たというところかな。

「記憶に無い」という言葉はストレスレベルが否定にあることを知らせる“旗”だ。
とダンスは言う。
最近も報道で良く聴く言葉である。むむ


大きな仕掛けのなかにも小さな仕掛け
と思ったらそれは大きな仕掛けにつながる。

後半で犯人が自白する場面、
2時間テレビの崖の上?での場面のようだと思いつつ読めば
そんなことで終わるはずも無く。
相変わらずのどんでん返しのジェットコースター、二段組510ページも早く読めた。

最後は、今読み終えた。
湯気の出ている私の感想。

この本を手にしたとき、まっさらのようで栞紐も折りたたまれたまま。
10人は読んでいるだろうに、みんな本を大事に読んでいるのだなあ、と感激した私。
さすが読書家はいい心がけだ、などと思った。
最後まで読むと、奥付のページに20,2,19日購入とあった。
どうやら、私が一番だったらしい。
早とちりですぐ感激する私であった。
もちろん私は丁寧に扱い、栞もそのままに・・・

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2008年3月 3日 (月)

ひな祭りのご馳走…は

20082_425 週末、娘一家がやってきて
日曜日夜8時半、
夕飯を済ませて、台風のように去っていきました。

一家が帰ったとたんに
必死にパソコンに向かい仕事をする、我ら二人でありました。あはは
女の子らしい遊びが好きで、ビンのふたにおはじきをいれ、「はい、どうじょ!」と持ってきて、「おいしい?」と可愛い声で聞きます。

20083_017_4そんな笑顔を思いながら、がんばりましたさ。
時々思い出して、可愛いしぐさなどの話をしながら・・・ ね。

で、今日がひな祭りでありますが
気の抜けた休養日としたい私でございます。
即席ちらし寿司の素でいいっかぁ・・・ってな感じです。

で、ひな祭りのご馳走
皆様、過去の写真でごらんあれ。
私も時々、つくづくと眺めては、こんな風には私にはできないなあ。と、しみじみ。写真を見るだけでも幸せになります。
本当にありがたい友人たちであります。

今年の友人宅でのご馳走 
http://kokorokoko.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_5edb.html
去年の友人宅でのご馳走
http://kokorokoko.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_6586.html
ついでに、去年の我が家のささやかなご馳走
http://kokorokoko.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_2c88.html

もうひとつありました。おととしですな。
http://kokorokoko.cocolog-nifty.com/blog/2005/03/post_8198.html

夕景色もなんだか春めいてきましたね。

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2008年3月 2日 (日)

パイと最中と鯛焼き

20082_360 Photo
夫の出張土産二つ
秋田の「りんごパイ」(かおる堂)(秋田県産りんごを使ったパイ)
前に秋田に行った時
「何とか賞受賞」というのにつられて買ってきて好評だったもの。
母の、そして私の大好物。

20082_362 Photo_2 そして水戸の最中。
水戸の老舗、木村屋本店というところのもの。
ここのはなかなか美味しいという地元の方の評判。
有名な水戸の梅も美味しいらしい。
いつもの水戸の梅はどこのだったか。
小豆と三種類あった。
水戸もまた美味しいお菓子が多い。
どちらも母と山分け!

そして、鯛焼き。
テレビを見ていたら四谷辺りの散歩道をしていた。
何気なく聞いていると
わかばのたいやき
東京三大たいやきの一つですと。

昭和28年創業らしい。
って言うかまだしっかり営業、しっかり繁盛、行列のできる店であったのですね。

私がお世話になっていたのは
20代のころ。
何回か買いに行きました。
あのころの私(若かった!)を思い出しました。
娘でさえその年をとっくに越えておりますです。

鯛焼きや今川焼きには結構思い入れがある。
暖めるのも
レンジでチンしたあと、オーブントースターで焼くとカリカリして美味しい。

ああ、食べたくなっちゃったぁぁぁぁぁ

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2008年3月 1日 (土)

2008年読書・映画リスト

2008年読書

  1. 風が強く吹いている』三浦しをん 1月3日 ☆
  2. 『家日和』 奥田英朗  1月6日
  3. 『ソロモンの犬』 道尾 秀介 1月10日
    4、5『終結者たち』 上下 マイクル・コナリー 1月17日
    6 『誤算』 松下 麻理緒 1月18日
    7、8 『ブルー・アワー』 T.ジェファーソン・パーカー 1月25日
    9 『探偵ガリレオ』 東野圭吾   1月26日
    10、11 『楽園』 宮部みゆき  1月27日
    12 『川の光』 松浦 寿輝 1月30日
    13 『石のささやき』  トマス H.クック  2月3日
    14 『予知夢』 東野圭吾  2月7日
    15 『神様のボート』 江國 香織  2月10日
    16 『あなたの呼吸が止まるまで』 島本理生  2月14日
    17 『大鴉の啼く冬』 アン・クリーヴス  2月21日
    ・『蕨野行』 村田喜代子 2月22日
    18 『TOKYO YEAR ZERO』 デイヴィッド・ピース 2月27日
    19 『ウォッチメイカー』 ジェフリー・ディーヴァー 3月4日  ☆
    20 『錬金術師ニコラ・フレメル』マイケル・スコット 3月7日
    21 『デス・コレクターズ』ジャック・カーリィ 3月12日
    22 「町長選挙」 奥田 英朗 3月13日
    23 『望みは何と訊かれたら』 小池 真理子 3月19日
    24 「反転」 田中 森一  3月22日
    25 「殺人者の顔」 ヘニング・マンケル 3月26日
    26 『リガの犬たち』 ヘニング・マンケル 3月27日
    27 『八日目の蝉』 角田 光代 3月31日 ☆
    28 「ビターブラッド」 雫井 脩介  4月4日
    29 「死神の精度」 伊坂 幸太郎 4月4日 ☆
    30 「求めない」 加島 祥造 4月8日
    31、32 カシオペアの丘で』重松 清 4月10日
    33、『ロング・グッドバイ』レイモンド・チャンドラー 4月14日
    34 『白い雌ライオン』ヘニング・マンケル 4月19日
    35 『愛は売るもの』…ジル・チャーチル 4月28日
    36 『ホームレス中学生』田村裕 5月1日
    37 『復讐はお好き?』カール・ハイアセン
     5月8日
    38 「夜は短し歩けよ乙女」森見 登美彦 5月11日
    39 『笑う男』ヘニング・マンケル 5月16日
    40、41 『目くらましの道』ヘニング・マンケル 5月22日 ☆
    42 『ダルジールの死』 レジナルド・ヒル 6月7日
    43 『ベーコン』井上荒野
    44 『ヨーガンレールの社員食堂 』高橋みどり 6月9日
    45 『誰よりも美しい妻』井上荒野 6月12日
    46 『容疑者Xの献身』東野圭吾 6月20日
    47 『老人たちの生活と推理』コリン・ホルト・ソーヤー  6月23日 ☆
    48 「ちょうちょ」小川糸 6月28日
    49 『フクロウは夜ふかしをする』 コリン・ホルト・ソーヤー 6月29日
    50 『仏果を得ず』三浦しをん 7月1日 ☆
    51 『アタマ八分目、ココロ八分目』 所ジョージ 7月5日
    52 『西の魔女が死んだ』梨木 香歩 7月6日
    53 『クライマーズ・ハイ』横山 秀夫 7月13日 ☆
    54 『樹上のゆりかご』荻原 規子 7月29日
    55 「マジョモリ」 梨木 香歩 7月23日
    56 『隠蔽捜査』今野 敏 7月29日 ☆
    57 『ゴールデンスランバー』 伊坂幸太郎 8月5日 ☆
    58 『果断』今野 敏 8月9日 ☆
    59,60 『警官の血』佐々木譲 8月21日
    61 『ショート・トリップ』 森絵都 8月24日
    62 『紐と十字架』イアン・ランキン 8月27日
    63 『影と陰』イアン・ランキン 9月5日
    64 『僕の小鳥ちゃん』江國 香織  9月6日
    65 『ジーン・ワルツ』 海堂 尊 9月11日 ☆
    66 『秘花』瀬戸内 寂聴 9月19日
    67 『血の流れるままに』イアン・ランキン 9月23日
    68、69 『タンゴステップ』 ヘニング・マンケル 10月3日
    70 『釈迦』瀬戸内 寂聴 10月6日
    71 真鶴』川上 弘美 10月10日
    72、3 『還らざる日々』ロバート・ゴダード 10月12日
    74,5、 『新世界より』上下 喜志祐介 10月22日
    76 『処刑人の秘めごと』ピーター・ラヴゼイ
    77 「東京島」桐野 夏生
    78 『医学のたまご』海堂 尊 11月1日
    79,80 『ハリー・ポッターと死の秘宝』上下 J. K. ローリング 11月5日
    81 『阪急電車』有川 浩 11月7日  ☆
    82 『食堂かたつむり』 小川糸 11月9日
    83 『黒と青』イアン・ランキン 11月17日
    84 『楽しみは創り出せるものよ』ターシャ・テューダー 11月21日
    85 『首吊りの庭』イアン・ランキン 11月28日
    86 『からだにおいしい 野菜の便利帳』 12月1日
    87,88 『フロスト気質』上下 R.D.ウィングフィールド 12月8日 ☆
    89 『奇縁まんだら』瀬戸内寂聴
    90 『奇跡のリンゴ』 NHK  12月20日
    91 『戸村飯店青春100連発』 瀬尾まいこ 12月24日
    92 『源氏物語の女性たち』 瀬戸内寂聴 12月24日
    93 『あなたのそばで』 野中柊 12月28日 

映画
1 宇宙戦艦ヤマト  1月6日
2 僕はラジオ  1月9日
3 「ザ・インターネット
 1月9日
4 Ray / レイ  ☆
5 『わらびのこう・蕨野行』 ☆
・ 食べること生きること…より良く…辰巳芳子 3月6日
6 「ダイヤルMを廻せ」 4月18日
7 「クリスタル殺人事件」 4月18日
8 「ナイル殺人事件」 4月18日
9「死ぬまでにしたい10のこと」 4月21日
10 『椿山課長の七日間』 ☆
11 「ダンスレボリューション」 7月4日
12 「ピンポン」 7月15日
13 郵便配達は二 度ベルを鳴らす 9月5日
源氏物語 1000年のかたち 新日曜美術館 9月16日
手紙~拝啓15の君へ 
14 「手紙」 10月24日
15 「有頂天ホテル」 10月24日
16 ALWAYS
 続三丁目の夕日 11月28日
17 「
僕らはみんな生きている 」 12月3日
18 「阿弥陀堂だより」 12月13日
19 「あの頃ぺにー・レインと」12月13日
20 「眉山」 12月17日
21 「プリティ・プリンセス2」 12月24日

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手作りお雛様!3月です。

3月ですね。
っていうか、4年に一度の2月29日にこんなことをやっておりました。20083_029 先日金を塗っておいた帆立貝に絵を描いていました。

結構、可愛いのができたと思っておりますが、
写真に撮るのは難しいです。
実際はもっといい!と思ってくださいませ。あはは
しかし、何で大きい貝に・・・書いてしまったんじゃろ。

20083_020 20083_022

大きいほうの貝には、このほたて貝を友にもらった時から
私の好きな桜を書こうと思っていたのです。
先生に習う時は写しましたが、
私はどちらも下書き無しのフリーハンドで、
紙に書くのと同じ気分でした。
書き直しができないけれど・・
まあ、相変わらずのおおざっぱです。
これもまた桜の色が
うまく写りませんで、(弁解ばかりじゃなぁ)
クリックで大きくすると少しは見えるかも知れないが
アラも見えるし・・・うむ
20083_028 そして先日の紙粘土のお雛様
これを教えてくれた友が作った素敵な粘土のお雛様はこちら

これで今年の節句に間に合った。

去年とは大違い。

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