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2008年1月17日 (木)

『終結者たち』マイクル・コナリー

終決者たち(上) (講談社文庫) 終決者たち(下) (講談社文庫) 4,5  2007,9
楽しみに待っていた、ボッシュが帰ってきた。(前作
警察に。
再雇用・新米という形なので今までのはみ出しぶりは抑え目で少なく、少しおとなしく、
でも心意気は変わらない。
少し鈍ったカン?というか新米なのでおとなしく。ここがポイント。
ボッシュはやっぱりここで力を発揮したいのだ。
そう確認したのだ。
真実を追求、悪を追及
その使命をつづけるという決意を持ち。

17年前の未解決事件なので、前半はそう派手な動きは無い。
調書の中から地道に事実を積み重ね、ほりあげていく真実
おそろしくまっとうな警察小説」(訳者あとがき)である。
読み応え十分。

マイクル・コナリーとして初めて。権威あるニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリストの1位に輝いたという。それほど読者に待たれていたのだ。

コナリーもボッシュがロス警察で働くことを選んだ。
ロス、人種のるつぼで、さまざまな思惑が渦巻く町。
1988年の事件が結構根深いのだ。

宿敵A氏がどうなるか。
思わせぶりで、最初はもしや、とまで思った。
彼はまだ宿敵として作者が取っておきたい人物なのだろう、と思う。

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