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2007年12月19日 (水)

『語り女たち』北村 薫

語り女たち 語り女たち

著者:北村 薫
販売元:新潮社
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74冊目

北村薫の別の本を借りようと思って図書館へいったが、妙に本の装丁が気に入って、借りてきた。
大人の絵本のような御伽噺のような不思議な雰囲気がある。
中身も同じであった。
ミステリ三昧の私の気分に風の訪問者が頬をなでに来たようだった。しかもその風はからっとした爽やかさではなく、私の隣にもありそうで、しかも異次元、異空間からのさまざまな色をした風だった。
200712_094 短編なので時間ができたときにゆっくり一編ずつ読むのが良い。
続けて読むと前の余韻も消され、前の余韻を引きずって読むことになってしまうから。

静かな透明感のある話。
ひとりの時間が空を飛び、不思議な経験をさせてくれるかもしれない。
200712_095 そんな話があるか・・・などと思ってはいけない。
ゆっくり静かな語り口で、空想を書き立てつつ、しかも現実にもありそうな、そんなことにも会いそうな、あるいは自分が経験した気にさえなってくるのだ。

「笑顔」「「夏の日々」「あるばむわりあ」「水虎」
特に最後の「梅の木」と心に残っているのは最後に読み終えたからでしょうか。
自分の想像力が一番かきたてられたものはどれでしょうか。

海辺の街に小部屋を借りて、潮騒の響く窓辺に寝椅子を引き寄せ横になり、訪れた女の話を聞く――さまざまな女が男に自分の体験を語り始める。緑の虫を飲みこんだという女、不眠症の画家の展覧会での出来事、詩集で結ばれた熱い恋心、「ラスク様」がいた教室の風景。水虎の一族との恋愛……微熱をはらんだその声に聴きいるうちに、からだごと異空間へ運ばれてしまう、色とりどりの17話。(新潮社 hpより)

ひとがた流し 借りたいと思ったのは「ひとがた流し」だったが、テレビで最終回を見て、しばらくはいいかなと思った。図書館へも行かねば・・・

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