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2007年10月18日 (木)

『陰日向に咲く』劇団ひとり

陰日向に咲く 58 劇団ひとり作。

よく知らずに図書館でリクエストランキングの上位にあったので予約してみた。
あれから約1年。
やっときた本。かといって首を長くして待っていたわけでもない。
だって何がいいのかも知らなかったから。

読んでみた感想…どこにでもいるのかいないのか、なぜか悲しい人々の話、
読みやすかった。面白かった。
短編連作集というのか、全体がどこかしらでつながっている。
今までにもこういう手法の本を読んだ。
そんなことを思いながら読み進んだ。
それらに比べると、人物の特定が難しく(私だけ?)
登場人物の関係や時系列がすこしわかりにくく(わざとそうしてあるのだろうが)、
読み終えて振り返ってみたりもする。
そういう点で作りこんであるという感じもする。
最終的には小さな庭に板塀の隙間から一筋差し込む暖かな光をかんじる。

長いこと相手を思う、思われる人の話。
どちらかというと結果として影を選んで生きている人の話。
キーワードは「アメリカ兵をぶん殴った話」?かな。

映画制作中らしい。
どうなるのかな。見てみたいかな。

「運動会の日。受験の日。卒業の日。結婚の日。
その日の貴方に、その日の私が言った言葉を聞かせてください。
私は良い母親でしたか。私は貴方を幸せにできましたか。
聞かせてください。貴方と私が生きてきた話を聞かせてください。」

「薄暗かった部屋に差し込む陽の光。
その陰日向の中、長い年月を経て花が咲いた。」

影があるから、陽射しは明るく暖かく感じられるんだよね。
そしてありがたく・・・
そんなことを思う気温の下がった朝。

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