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2007年9月20日 (木)

『葉桜の季節に君を思うということ』歌野晶午

葉桜の季節に君を想うということ (本格ミステリ・マスターズ) 葉桜の季節に君を想うということ (本格ミステリ・マスターズ)

著者:歌野 晶午
販売元:文藝春秋
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読書仲間のブログで読んでリクエストしてみた。 54冊目
歌野作品ははじめて。2004年「このミス」1位らしい。

400ページをこえる長さだが、それも気にならなかった。
読みやすかった。
すこし破天荒なところは前に読んだ船戸与一を思い起こさせる。

ラストまで私もだまされた。
ところどころ読み返してチェックし、なるほどそう書いてあるな、
思い込みで、作者の意図にはまってしまったというわけ。
題名に託された思い、葉桜も、紅葉も、雪の中に立つさくらもそれぞれいいよね。

井坂幸太郎「ラッシュライフ」のパズルとも違うが、時間のパズル。
驚きはラッシュライフのほうが強く,複雑なパズルであった。
こちらのほうが仕掛けや場面は少ない。
作者に「まんまとはめられた」と思うのがこの作品、
ラッシュライフは最後でいくつかのピースぴたっとはまり、
見えてくる世界「なるほどそういうことだったのか。」と合点
する。

ちょうどテレビで「次々販売」にはまった主婦の話をやっていた。

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