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2007年7月 6日 (金)

『一瞬の風になれ』佐藤多佳子

一瞬の風になれ 第一部  --イチニツイテ-- 一瞬の風になれ 第二部 一瞬の風になれ 第三部 -ドン-  36,37,38冊目
火曜日、図書館で借りてきて夕方から1(イチニツイテ)を読み、その日の内に2(ヨウイ)まで。 
3(ドン)は1,5倍ほどあったので先ほど読み終えた。
クライマックスはじっくり読み終えたかったのだ。
一気である。面白かった。映像が浮かぶ。
最後はきっとそうなるであろうという終局へ向けて進んでいくのがこういう青春スポーツ小説だ。
それが勢いを付けて立ち向かいそこへ進んでいくのが安心でもあり、うれしい。
ハッピーエンドは好きだ。最近。

陸上のことは何も知らないのでそれを学びつつ読み進む。
ただ記録や勝負のみでなく、心理描写、人物描写もよく書かれているので
映像として想像できる。
こういうものを文章で書けるのってすごいなと思う。

あさのあつこの『バッテリー』、森絵都の『DIVE!』と並び称される、極上の青春スポーツ小説。」とあったがなるほど。
ダイブ」は14歳からだったが、こちらは高校生で、また違ったスピード感、青春真っ只中の思いが伝わる。
ダイブよりは少し年が行ってるからかな。

まほろ駅前多田便利軒」も地元の話という感じで親近感も沸いたが
これもまた地元。
取材された高校も生活圏もよく知っているので、
現実の中のフィクションというイメージが面白い。

目標を持って、ひたむきに前に進むことの大切さ、素晴らしさ。
結局自分は自分で、できることを精一杯やる、ということだなあ。
大人も子供も人間は。
好きなこと、目標があるって言うのはいいものだ。

子供たちが高校生だったころを思い出した。おまけに自分の高校時代も。
「バッテリー」もそのうち読んでみるかな。

「神奈川県の公立高校に三年以上も取材でお世話になりました。そこで出会えた高校生アスリートと指導者の皆さん、見せてもらつた熱いレースや練習、聞かせてもらった楽しい言葉、真剣な言葉、私の一生の財産になりました。
こんなに楽しい仕事は初めてで、書き終わりたくないと思ったくらいです。」(佐藤さんのHPから)

 

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