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2007年5月26日 (土)

『アルゼンチンババア』

アルゼンチンババア アルゼンチンババア

著者:よしもと ばなな,奈良 美智
販売元:ロッキングオン
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娘のところに子守に行った時に見つけた本。 27冊目
よしもとばなな作の童話のような短い話。
私は文庫本で読んだが、大きい本はそれはおしゃれな作りで値段も高いらしい。

2007年3月映画になったようだ。それでリクエストしたという話もある。
アルゼンチンババアが鈴木京香というのが驚きだ。

“お母さんの体からお母さんの魂がいなくなった時、私はその冷たい体を見て何回も思ったのだ。
「ああ、お母さんはこれに乗って旅をしていたんだ
だから、私も、私の体を、ちょうど車をメンテナンスするように大切に扱うようになった。

この着ぐるみみたいなぶよぶよの体の中には、きっとあの頃のままのこの子が入っているはずなのに、もう会うことはないのだろうか、…。

初めて行ったとき、私はあの古いビルを墓石のようだと思った。でも今は違う、古い夢を閉じ込めて今も生きている、あれはきっと遺跡なのだ。

私はこの人生で私のための遺跡を自分で作っていかなくてはならない

「どうして人が遺跡を作るのか知ってる?」

「知らない。自分の記録を残したいから?」
若き日の私は言った。
(それもあるかもしれないけど・・)
「好きな人がいつまでも、死なないで、いつまでも今日が続いていてほしいって、そう思ったのよ。」
(ユリさんとの会話)”

短い本ながら心に残ることばがある。
母の墓は父が彫ったイルカの墓。
それもまた生きていた証。

30分ほどで読み終えた本の中には
奈良さんの絵も多く入っていて、不思議な空気が詰まっている。
映画を見てみたくなった。

遺跡かぁ。
我が家も確実に遺跡化している。
生きている遺跡にしていくべくがんばろう、毎日。
がんばろう私の体。
そういう意味ではブログもまた私の遺跡かな。

しかし
お上品な?私が正々堂々と「ババア」などといえるのはこんなときであるかな。

内容情報】(「BOOK」データベースより)

初子出産を控え、ペンネームも改名したよしもとばななの最新書き下ろし小説。それに加え、世界的アーティスト、奈良美智の描き下ろし絵画16点に撮り下ろし写真40点。全文英訳文も同時掲載の、まさに世界が待っていた日本人アーティストによるコラボレーション最新作。

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