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2007年4月17日 (火)

『ラッシュライフ』伊坂幸太郎・・・テレビは桜三昧

15日日曜日9時から0時まで,NHKハイビジョンでは、ずっと桜にまつわる放送だった。楽しみにしていた。「今日は一日、桜・さくら・SAKURA」

今までに撮りおかれた美しい映像たちに新たな映像も加わり、堪能した。
(下の写真は2年前4月17日ごろ行った角館。雪が残りふきのとうがいっぱいだった。もちろん桜はまだだったがこれはこれでうれしかった。花より団子)028 031

037

・・上田城跡公園 千本桜 生中継
・京都 円山公園
 祇園の桜 夜桜
岡山 1000年の大桜と春木さんたち 桜はたくさんの人を見てきた。「咲いた花は散る。」
吉野の山桜 1000年の時を経ておよそ3万本 切ってはならないといわれた桜の枝
秋田 角館 武家屋敷の150本の枝垂桜 かつて主君が分け与えた桜 忠誠を誓うために目立つところに植えたという。 200年 長さ2キロの檜木内川のソメイヨシノ
根尾谷の薄墨桜 妖艶な夜桜 などなど。
私としてはそういう映像のみを見せてくれたほうがよかった気がする。
合間の話やミニコント風のドラマも長すぎて寒そうだった。
もう今年は「桜はおなかいっぱいだぁぁぁぁぁ」という気分にさせてくれた。

ラッシュライフ ラッシュライフ

著者:伊坂 幸太郎
販売元:新潮社
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で、『ラッシュライフ』 伊坂幸太郎  16

面白かった。
ちょっと長かったが一日で読み終えた。最後まで読まないと気がすまないのだ。
はじめは登場人物が次々出てくる。j短めのカット割り。映像が浮かぶ。
共通する場所でそれぞれの話。どこでつながるのか、わからなかった。

仙台駅前の風景

白人女性
エッシャー展 城の絵
などで「つながっている」のだが。

それでどうした?という感じで、意味がよくわからないところもありつつ
次第にその中の人物に思い入れをし始めたころ
物語は急速に終わりに近づき、すべてが収まるところに収まり、
それは終わりではなかったことに気づく。
エッシャーの騙し絵のように。
はじめに戻って読んでみるとすべてが計算された伏線であり、
すべてが見事に計算された結末で中心点に集約するという話に気づくのだ。

最初の新聞記事
お気に入りの言葉

練りに練ってこういう作品を書きたかったのだろうなあ。
聞けば彼の作品はこうらしい。

時系列が空間が・・・
デビュー作「オーデュボンの祈り」ともリンクしているようなので、機会があったら読んでみたい。
途中はどうなの?って思うこともあったが、最後まで読んでだまされた自分に気づき、
おもしろかったと思う。
読み終えたあとも、あぁ、あれはこういうことだったのか、という思いが頭をよぎり、読み直したくなる。確認のために、彼が蒔いた伏線を見落とさないために。

ラッシュライフ Lush Life、Rush Life・・・
最後もにんまり。「お金で買えないものはない」と思う傲慢な金持ちは
40億を買い損ねる。

内容(「MARC」データベースより)
歩き出したバラバラ死体、解体された神様、鉢合わせの泥棒-。無関係に思えた五つの物語が、最後の最後で一つの騙し絵に収斂する。これぞミステリー!

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