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2007年2月14日 (水)

映画「筆子・その愛 天使のピアノ」

P1100473 友人から頂いた切符、やっと見に行けた。 12
3時半からの上映。3時に夫と下北沢駅で待ち合わせる。
小さな映画館「シネマアートン下北沢」に観客も多くはない。
こういう映画の興行って大変なのだな、と思う。

「日本の障害児教育の母」と呼ばれる筆子。今より封建的なあの時代に筆子や夫の、信念からの行動には並々ならぬものをかんじた。
この映画にあわせてか、NHK「歴史は動いた」で事前に見ていたのでわかりやすかった。
その時代に懸命にその道を歩んだ人がいたことを知る。
またそこに子どもを預けた親の感謝する心、育っていった子どもたちの感謝の気持ちはこれまたすばらしいものだ。
人の心はいつの世でも、というか、ありがたい世だったからこその、大きな感謝の気持ちなのかも知れないと思った。
現在と通じるものもあり、また隔世の感のものもあり。

エピソードが順番に綴られ、ドキュメンタリーのように一生が淡々と描かれ流れる。
心情を深く追ったり、特にどこに重点を置いて語るとかは無い。実在の人物をありのまま語ると言うことで観客に語りかける。
だからこそ、その先は見る人にゆだねられるのだろう。
私は制作の苦労や制作に携わった人々について、賛助的に出演したであろう大物俳優などに想いをはせた。

隣の夫は終始、涙ずるずる、こみ上げて来て仕方ないようであった。
第三者的にではあるがいろいろな施設にも行くので、見聞きしたこととも重なったようだ。
私も同じく絶えずハンカチであふれる涙をぬぐったが、それは数秒に一度の大あくびと共にあふれる涙であり、
後に数分間,
我を失うことになる。ちなみに後半はすかっと目覚めた。
帰りの電車でそこの所を聞いて話を埋めた次第。
「あの映画で寝るなんて・・・」と言う夫の非難は甘んじて受ける。
どうやら鼻炎の薬のせい、としておこう。

エンドロールまでじっくり見て二人で「○さんありがとう」と友に感謝をして席を立った。

●物 語

 幕末文久元年(一八六一年)、長崎県大村藩士の娘として生まれた筆子はその美貌と知性で「鹿鳴館の華」といわれ、津田梅子と共に女性の教育と地位向上に力を注ぐ一方、三人娘の長女は知的障害者、次女は生まれてすぐ亡くなり、三女は結核性脳膜炎になり、最初の夫も若くして亡くすなど、苦難の道を歩みました。その後、日本で最初の知的障害児者施設「滝乃川学園」の創始者・石井亮一との出会い・再婚を通じて、残された生涯を「滝乃川学園」に捧げ、わが娘と大勢の園児と共に愛と忍耐の日々を送った人間ドラマです。
解説
 「日本の障害児教育の母」と呼ばれた石井筆子(いしいふでこ)役には映画・TVで活躍する常盤貴子(ときわたかこ)、その夫である石井亮一(いしいりょういち)役には本作品が映画初出演となる市川猿之助一門の市川笑也(いちかわえみや)、筆子に仕える女中・サト役に渡辺梓(わたなべあずさ)、そして筆子の父役でベテラン・加藤剛(かとうごう)が参加します。その他、宝塚歌劇団出身の星奈優里(ほしなゆり)、と凛華(りんか)せら、演劇集団キャラメルボックスの細見大輔(ほそみだいすけ)、アーサー・ホーランド、小倉一郎(おぐらいちろう)、田島寧子(たじまやすこ)、山田隆夫(やまだたかお)、平泉成(ひらいずみせい)、そしてナレーターを市原悦子(いちはらえつこ)がつとめるなど多彩な役者陣がそろいました。
 そしてメガホンをとるのは、自らも知的障害の娘を持つ母親であり、故山田典吾監督と共に『はだしのゲン』『春男の翔んだ空』等を製作し、前作『石井のお父さんありがとう』で児童福祉文化賞を受賞した山田火砂子(やまだひさこ)監督です。

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