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2007年1月16日 (火)

映画「アイ・アム・デビッド」

アイ・アム・デビッド 2005,2 アメリカ  

まごっちと留守番しながらBSで観た。
始めは単なるデンマークまでひとり行く少年のロードムービーかと思ったがそうではなかった。

あまり語ろうとしない少年に
「大人にはよく話すけど話の内容のない人がいる。だから寡黙で良いのよ。」
と言う途中で知り合った絵を描く老婦人。(うーん、反省、反省)
そして「人はほとんどの人はいい人」とも言われる。
それまで彼は「誰も信じるな」といわれてきたのだ。
そして自分のために無くした命もある。
悲惨な収容所での経験はなかなか心を開かせない。
そんな少年をとても上手に演じている。

物語は淡々と進む。
そして最後急転直下の話の展開
そこで彼は幸せにこういうのだ「アイ アム デビッド
じっくりとして穏やかな映像と音楽、そこに組み込まれた登場人物。
じんわりと伝わる人の心。
時折挟み込まれる少年の記憶は悲しく
「なぜ人は残酷なの?」と思うのだ。
そこで「世の中のほとんどの人はいい人で、家族を思い、友人を作り、懸命に生きているのだ。」と聞かされる。
そうして、少しずつ人を信じる心になっていく。
最後の数分ですべての事情がわかる。

「世界的ベストセラー小説の完全映画化。数々の映画賞を受賞した奇蹟の感動ストーリー。天才子役ベン・ティバーの表情の豊かさと演技力に圧倒される。幼い頃に家族と引き離された少年デビッドは、母への想いを胸にたった一人で旅に出るのだが…。」
本は世界中でヒットしたらしい。
自由の国と共産圏という構図はいかにもかもしれない。1950年代、第二次大戦終了後の共産主義が支配するブルガリアの収容所の話である。しかし、観たあとの気持ちは良い。少年の顔があとまでも心に残る映画であった。イタリア、スイスの美しい映像も。☆4つ

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