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2006年12月15日 (金)

『多重人格殺人者』ジェイムズ・パタースン

面白かった。上下巻を三日で、まごっちを抱きつつ読んだ。41,42
「これ以上無いといっていいほどアメリカ的なスリラーだ。」と後書きにある。
テンポも速く、ストーリー展開も予感を裏切る。

上巻では危険な殺人者を追う話、
下巻では「あれ?どうなってるの?リーガルサスペンス風でもある」
後半はまたまた意外な展開。話は予想を簡単にさせない方向へ進む。
主人公は心理学者でもあり,妻を亡くし子育て中の黒人刑事クロス。

作者はキャッチコピーのヒット作家。
文は短く完結、で、展開も早い。
これを軽いと評する人もあるようだが、それで良いのだ。
随所に1993年頃のヒット曲やファッションなどが出てくる。
特に音楽は懐かしい。

そんな風で作者のもくろみ通り、「面白く読めるエンタテイメントに徹した、サスペンス」になっている。
単なるジェットコースターでもなく、時によどみ、時に反転し
結末は予想できず、読者を最後まで惑わせる。

宣伝はパタースン自信がキャッチコピーをつくってテレビで流したという。
「あなたはもう『羊たちの沈黙』の続編を待つ必要はありません。」
確かに、納得! 「羊たちの沈黙」やディーバーを思わせる。
パタースンの一作目。

映画になって「スパイダー」(2007,5に見た)

内容(「BOOK」データベースより)
ワシントンの名門小学校に通う映画女優の娘マギーと財務長官の息子マイクル。二人への脅迫電話があり、授業を中断して算数教師のソーネジが二人を家へ送っていくことになった。だが、ソーネジは二人を自分のヴァンに乗せるないなやクロロホルムのスプレーを噴射した。―事件を追うワシントン市警、シークレット・サーヴィス、FBIそれぞれの思惑が絡み合う中、次の犠牲者が。

多重人格殺人者〈上〉「多重人格殺人者・上下巻」新潮社・文庫

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