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2006年12月 5日 (火)

『ガール』奥田英朗

ガール Book ガール

著者:奥田 英朗
販売元:講談社
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2006,1  39(やっと39冊目だ、まあ、今年はいろいろあったから・・・)
出版社 / 著者からの内容紹介
30代。OL。文句ある?
さ、いっちょ真面目に働きますか。
キュートで強い、肚(はら)の据わったキャリアガールたちの働きっぷりをご覧あれ。
<こんなお心あたりのある方に、よく効きます。>
●職場でナメられてる、と感じた
●親に結婚を急かされた
●若い後輩の肌つやに見とれた
●仕事で思わずたんかをきった
●ひとめぼれをした
●子どもの寝顔を見て、頑張ろうと思った


きっとみんな焦ってるし、人生の半分はブルーだよ。既婚でも、独身でも、子供がいてもいなくても。

面白かった。
しかも短編集なので簡単に読める。
空中ブランコ」のイラブ先生が30歳過ぎのOLに向けるエールかな。


自分がいつしか押し上げられてベテランになり、若いとか、ギャル、ガール、ヤングという名称からはずれていく。
今まで自分がそう言う時代の人をどう思っていたのかを思うとよけいに焦るのだ。


でも登場人物たちは自覚する。
自分の生きる世界の中で、自分をちゃんと持って、
自分らしく、そして前を向いて少しでも楽しく日々を送りたい。
そんなポジティブさがなかなかいい。

20代と30代ほどの差はないにしても
生きていく上で年を取ることはいろいろ思うことがある。
しかしその中で元気に生きていくのが良いのだ。
後ろを向いて嘆いている時間こそもったいない。
自分のできることで楽しく暮らそうよ、そう思う。


どれも面白かったが最後の「一回り」の慌てようが笑えた。
一回り若いハンサム青年を思うキャリアウーマンの心。


働く女性の様子や心情が良く書かれている。
キッパリ働く女性への応援歌として心地よい。

また、キャリアのOLでも、30代でも、はたまた女性でもなくても
この本は「自分は自分、自信を持って自分を生きていこう、」という気持ちを思い出させてくれる、
気っぷの良い本である。

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