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2006年1月 4日 (水)

『おおきな木』シェル・シルヴァスタイン

大きな木シェル・シルヴァスタイン/さく・え ほんだきんいちろう/やく
出版社名 : 篠崎書林 発行年月 : 1976年01月 童話である。「1本のりんごの木とかわいいちびっこはなかよし。1本のりんごの木が1人の人間に限りない愛を捧げる美しくも悲しい物語。」

望まれるままに自分のものを最後は切り株になってまで捧げるりんごの木の愛の物語。
惜しみない愛情、はわかる。
しかし、これで良いのか、これが終わりではいけないのでは、そう思わせる。
親の愛は深い。子が望めばできることはするだろう。時には命も。その実感はある。
ただ、何でもかんでも望まれればというのはどうだろう。 自分が切り株になっても捧げる愛。それに見合った成長を相手に望むのは愛が不純だから?

愛を多く受けた人間は愛を多く与える人になる、そう思って来た私。
最後に老人は切り株で休み、何を思うのだろうか。
彼も誰かに愛を与えてきたのだろうか。(そう思いたいが)

最初読んだときは「ふーん」後から「え?いいの?これで。」
無償の愛にも、結果は見たい。 しかし考えさせる本ではある。

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