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2005年12月 5日 (月)

映画「ディープ ブルー」

ディープブルー前から見たかった映画。
2003年、イギリス、ドイツ制作、2004年7月日本公開
製作7年、ロケ地200ヶ所、撮影7000時間のエッセンスを1時間半にまとめ上げた。
奇跡と執念の海洋ドキュメンタリー。
スタッフはまず、丸一年かけ何百人もの科学者に会い、綿密なリサーチを行った。
その後、危険で困難なサメや北極圏の撮影にはその道のプロカメラマンの手を借り、20もの撮影チームを組んで世界中に配したが、それでも撮影に4年半かかったという。
海にこんな場所があるのかと思う映像や自然映像好きはよく見かけるシャチの狩りの様子からペンギンの苦労などまでほとんど映像のみで示す。
地球の表面積の70%を占め、膨大な生命を育む海。映像がきれいでクリア。
きれいな海で撮ってるからだろうか。
そして映画音楽を初めて引き受けたというベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽は壮大な海を音で表現している。
まさに「母なる海」というイメージ。
寄せては砕ける大波にサーフィンを楽しむようなイルカの群れ。
音楽にのせて大きな波を見ていると、心が安堵する。解放される。 ディープブルー
透明な体を青く輝かせ、無数に漂う幻想的なミズクラゲ。
外敵から身を守るため、巨大な塊となって素早く逃げ回るイワシの大群と、海鳥やイルカ、サメの激しい攻防。
海の下から見上げると鰯の大群を追いかけるマグロやイルカ、その上をおこぼれに預かろうとする海鳥が空から落ちてくる。
何層もの生きる闘い。じっと見入ってしまった。
カメラは世界中の海を尋ね、あらゆる生物の営みを捉えていく。
深海の撮影では、映像を提供する条件で科学者に潜水艇を借りたが、高性能カメラの鮮明な映像で新種を発見、学会を驚かせたという。
7色に発光するUFOのような深海生物は本当に自然の産物なのか、誰が考えたのかと思うほど光り輝く。
こうした迫力の映像を、説明は極力排し、ゆったりと奇をてらわない音楽が後押しする。見終わって「深い青の世界」が心の中を洗っていく気がする。写真集もあるようだ。

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