« 「ユリばあちゃんの岬」NHK | トップページ | 私にしてはよく働いた? »

2005年11月14日 (月)

東山魁夷「唐招提寺への道」

唐招提寺への道魁夷が好き。
信州の魁夷の美術館へも何度も行った。
あの空間もなかなか良い。
先日夫が神田でひょいと、ご縁があって買ってきた本。豪華箱入り3200円のところ800円。

去年横浜美術館の「魁夷展…ひとすじの道」で完成なった唐招提寺御影堂の襖絵などを見た。
そのまま配置されて出展されていた。渾身の力でそれを書き上げるまで。
大きな襖絵は表が「濤声」海の波しぶきがテーマで「動」を。
その裏が「桂林月宵」「揚州薫風」「黄山暁雲」こ襖絵れは中国の山がテーマの水墨画で「静」を表している。
また「山雲」という襖絵は、違い棚や戸棚にも描いてあって、部屋全体が波の絵より濃い青の山の空気に包まれていた。
 どの絵の前でもじっとしていると寄せる波、引く波の音が、また鳥の羽の音や、木々の揺らぎ、もしかしたら濃い霧が忍び寄る気配までもが聞こえてきそうな、そんな世界が広がっていた。
大いに感動したものだった。そう、波の音は確かに聞こえた。
唐招提寺は759年鑑真和上の創建。1989年に「古都奈良の文化財」として世界遺産に登録されたが、1995年の阪神淡路大地震が金堂の基壇を揺るがし、調査の結果直ちに修理の必要性が明らかになったため、2000年より10年間に及ぶ金堂平成大修理事業が始められているとのこと。この作業もなかなかでドキュメンタリーを見た。
窓明かり←(窓明かり) 

現在金堂は解体修理の真っ只中にある。
天平人の息吹を感じさせるお寺。
完成が楽しみだ。

|

« 「ユリばあちゃんの岬」NHK | トップページ | 私にしてはよく働いた? »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

楽しく暮らす・衣食住」カテゴリの記事

自然 山 植物」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 東山魁夷「唐招提寺への道」:

« 「ユリばあちゃんの岬」NHK | トップページ | 私にしてはよく働いた? »