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2005年10月13日 (木)

「山医者のうた」見川鯛山

5f9d3d18.jpg見川鯛山の2作目
すいすいと読めた。
「大旅行」カナダへ旅行をするお医者さん夫婦。買い物好きの奥様達はパワフルで、いずこも同じと見た。
山医者で儲からなくてもやはりお医者様なのです。
奥様は奥様だけど、さすが山医者さんは変わらない。飄々としたタッチで旅を描く。
時折風雅な那須の景色が漂う。
「秋は一気に深まる。そして絢爛たる紅色に那須秀峰が染まるが、イキモノたちはそれに見とれてはいない。」
「坂道の両側は、赤と紫の山躑躅が満開で、絵の具箱の中を歩くみたいだ。しかし、家内は、色盲表みたいだネ、と云った。ヤツは詩人ではないのだ。」
こんな表情。詩的な表情とユーモアが混在している。
そして「北風の日」の悲しい老人の話。北風と共に行った老人の命。
那須の住民としてかいま見た人情と作者の人柄。良いですねえ。

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